娘が幼稚園から借りてきた本。幼稚園に図書室があり、子供が各々好きな本を借りることができるのです。「『ドアがあいて』すごくおもしろいの!後で読もうね!」とワクワクした顔で何度も言われました。聞いたことない本だなぁと思いましたが、「そんなに面白いんだ」と私も期待。いざ読み始める際には興奮して「一人ずついなくなっちゃうの。最後の子がぽろって泣いちゃって・・」と説明を始めるので、「ちょっと待って。ママ読んだことがない本だから、秘密にしようよ」と言うと「そうだね。読もう読もう」と言いました。子供って思わずネタばらししちゃうところが面白いですね。
絵がとても可愛らしく(映画用に描かれた絵だそうです)、暗い待合室にも雰囲気があります(暗く怖い待合室でなくても・・と思ってしまいましたが、そのドキドキ感もたまらないようです)待っているおもちゃ達の表情が変わるのを見比べて爆笑。「ババビョン」や「パピョーン!」でまた爆笑。翻訳ものですが、子供に分かりやすい自然な日本語になっていて好きです。こちらでは意外と評価が低く(評価ランキング 7052位)、驚きました。幼稚園くらいのお子さんにとてもお薦めしたいです。
同じ作者の絵本を読んでみようと思います。が「あ・べ・こ・べ」1冊しかないようで残念。谷川俊太郎さんの翻訳なのでこちらを読むのも楽しみです。