「ぼくのじまんのトラおじさん」 みんなの声

　ネコが、ゴミ捨て場で餌を探していたら、絵本にトラの絵を見つけます。自分のおじさんだと思い込み、仲間達と動物園に会いに行きます。途中色んな動物に出会いながら、やっとトラおじさんの元へ着きました。
　いざ近寄って話しかけてみたら、大きな口を開けて吠えられました。みんなは、一目散に逃げ帰ったと言う内容です。
　模様が同じでも、違う動物だったと言う訳です。
　絵が張り絵のようで、また違った雰囲気の絵本です。

ネコのマーマレードは、ゴミ捨て場で絵本を見つけます。
そこには、トラが描かれていて、マーマレードは自分と同じ縞模様なのでおじさんだと決めつけてしまいます。

やっぱり、こういうことって自慢したくなるのが世の常。
仲間と動物園目指して出発です。
こういうシーンって、何処か懐かしいと思ったら、昔、ＴＶで見た「どら猫大将」ではこんなことが良くあったような気がしました。

トラに出会った結論は言うまでもないことなのですが、反省しきりのマーマレードというオチは良かったと思います。

切り絵のような絵が、とてもどらねこにマッチしていて、色合いも楽しめる絵本だと思います。

よく似ている上に大きくてかっこいいとなれば
「おじさん」と言って自慢したくなるのもわかります。
でも、少々調子に乗りすぎました。
トラのアップは大迫力で、
そこまでのほんわかムードを一変します。
カラフルなのにうるさくない、優しい色合いのイラストが
とても素敵です。
表情豊かな動物がたくさん出てきて楽しめました。

トラ猫のマーマレードは拾った雑誌をめくるとトラの写真を発見｡
シマシマ模様が僕とそっくり｡僕のおじさんだ｡そこで友達に自慢をして
動物園におじさんに会いに行きました｡
マーマレードが近づくとおじさんは怖い顔をして「ガオーー！！」やっぱりトラと猫は違うよね｡