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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おんがくねずみ ジェラルディン自信を持っておすすめしたい みんなの声

おんがくねずみ ジェラルディン 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年03月
ISBN:9784769020134
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,173
みんなの声 総数 35
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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22件見つかりました

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  • 音楽って素晴らしい

    この本を読んで「音楽ってやっぱり素晴らしい」と
    再認識しました。

    だって音楽を知ったジェラルディンの毎日がとても
    素敵なモノに見えたから。この本に感動して
    「この本知ってる?」と興奮気味に聞いたら
    娘はすでに保育園で読んでいたとのこと。でも
    「家でじっくり読んでみたいと思っていたの!
    絶対借りて帰る」と返事が返ってきました。

    昔の人も音楽と出合った時の感動はこんな感じ
    だったのかな?と遠い日に思わず思いを馳せて
    しまうそんな絵本です。

    投稿日:2012/04/03

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    2
  • 柔軟な思考

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳、男の子0歳

    パルメザンチーズから現れたチーズのねずみを食べるか否かを
    話しているねずみたちに一番考えさせられました
    マネして音楽を奏でたジェラルディンに
    としよりねずみは「これが音楽というものならあのチーズを食べるわけにはいかない」といいます
    それに対し、音楽は私のものになったから食べることができると言い
    みんなにチーズを食べさせてあげます

    形あるもので残そうと固執してしまう発想と
    体にしみこみ目には見えないが習得したものを信じる感覚と
    相反しているこれらの選択を
    自分だったらと想像しながら深く考えさせられました

    柔軟な発想で仲間を生かすことができた賢いねずみのお話です

    投稿日:2011/12/03

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    2
  • 崇高な喜び

    ねずみ年ということもあり、レオ・レオニの作品を読むことが多くなりました。意外な内容の深さに毎回驚いています。「はじめて おんがくを きいた ねずみの はなし」という副題がついています。

    ジェラルディンというねずみが大きなチーズをかじると、フルートを吹くねずみの彫刻が出てきます。その彫刻が音楽を奏でるのです。音と音楽との違い。音楽は天からの授かり物なのでしょうね。ジェラルディンが音楽に触れる場面には崇高な喜びが漂っている気がしました。

    食べるものがなくなったねずみたちがジェラルディンのチーズをもらいに来ます。ジェラルディンはチーズが音楽だからと言って断り、自分もしっぽを使って音楽を流します。それを聞いて素直に音楽を理解するとしよりねずみのグリゴリーがよかったです。
    音楽を獲得した喜び、人に伝える喜びが伝わってくる本です。

    谷川俊太郎もカバーに書いていますが「チーズの中から音楽が生まれる」という発想力がすごいなと思います。

    投稿日:2008/01/31

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    2
  • 少し可哀そう・・・

    私だけでしょうか!?このお話を読んで悲しくなったのは。ネズミのチーズの塊が本の中盤までは大切にされていたのに、いざ音楽が手に入ったら用済みかのようにみんなに食べられていました。その光景が私にはとても悲しく映り、ジェラルディンはなんて気分屋なんだろうと思いました。子供には、みんな最後にチーズを食べれてよかったとぱっぴーなお話に思えたそうです。

    投稿日:2011/12/10

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    1
  • 音のある生活

    私事ですが、私の一つ上の姉は背が低く、きゃしゃで
    レオ・レオニのねずみみたいに目の大きい人で
    学生の頃、部活でフルートを吹いていました。
    この絵本をみると、姉を思い浮かべて、笑ってしまいます。

    ある日、かじったチーズの彫刻から、夜な夜な奏でられる音色をきくジェラルディン

    この作品は、フレデリックの音楽版だと思います。
    音楽を知り、心が豊かになるネズミたち。

    お腹が空いている仲間たちと喧嘩にならないか、ひやひやしながら読みましたが、最後は、音楽はもう自分のものになったというジェラルディン

    芸術って、本当に生活を豊かにしてくれるものだと再認識させてくれる絵本です。

    投稿日:2011/12/11

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    1
  • ふしぎなものがたり

    すごくふしぎな物語です。
    意図的ではないのに仕上がっていくチーズのねずみの像。
    なぜ、チーズのねずみのしっぽがフルートなのか。
    チーズのねずみから奏でられる美しいメロディ。
    ジェラルディンに起こった奇跡。
    このお話で、どんな教訓を伝えようとしていたのか・・・。
    全ては謎ですが、なんとも心地よい物語です。
    レオ=レオニの素晴らしい絵をみていると、
    聞こえるはずのないメロディーが聞こえるような
    気すらしてきます。

    途中、「チーズが食べたくなった」と、つぶやいてた娘も、
    最後は、このメロディーに引き込まれていました。

    投稿日:2011/12/01

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    1
  • 言葉ってこんなに美しく豊かに表現できる

     芸術の秋ですから、こんなお話も如何ですか?

     無宗教の私がいうのもなんですが、神様から私たちはたくさんのものをいただきましたが、中でも“音楽”は素晴らしい贈り物だと思います。
     クラッシックを聴かせたら、活性化した植物のことを聞いたことがありますが、こちらはねずみのジェラルディンちゃん。
     ひょんなことから、大きなパルメザンチーズの塊を見つけ、運ぶ代償におすそ分けを仲間に約束して、無事自分の納屋へ。
     さて、おすそ分けとばかりに、チーズのてっぺんからかじって分けていくうちに、ジェラルディンちゃん自身も驚く見事なしっぽのフルートを奏でるねずみのチーズの彫像ができて、・・・。

     初めて、“音楽”を聴き心揺さぶられ、うっとり聴き入るジェラルディンちゃん。
     毎夜聴き入るうちに、メロディが昼にも耳に残るようになります。
     そんな時、仲間のねずみたちが食べ物に困り、残っている彫像のチーズを欲しがり、・・・。

     とにかく、谷川先生の名訳で、言葉ってこんなに美しく豊かに表現できるんだと、改めて感心しました。

     ジェラルディンの最後の言葉も印象的です。 

    投稿日:2010/11/01

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    1
  • 音楽を知ったねずみ

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    このお話は、レオ・レオニさんの作品で以前から気になってました。

    副題の通り「はじめておんがくをきいた ねずみのおはなし」です。
    音楽を知らなかったネズミ達。あるときかじり取ったチーズがフルートを吹くねずみの形になります。
    その彫像のねずみは夜になると音楽を奏でます。

    ところがチーズを食べないといけない事態になり・・ジェラルディンは、考えます。
    その先は読んでのお楽しみにしますが、結末が深いなあと思います。

    とても不思議なお話です。音楽に限らず自分の身についたものは、
    目の前から消えても残っていくということなのでしょう。
    師匠から弟子への伝承みたいなことを私は思い浮かべました。

    音楽の素晴らしさを知ったネズミ達は、
    きっと豊かなねずみ人生?を送ることが出来る気がします。

    投稿日:2010/10/10

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  • チーズから彫り出された音楽

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    音楽を聴いたことの無いねずみのジェラルディンが
    チーズをかじっていて彫り出されたフルートを吹くねずみの姿を見て
    音楽の音色を感じ取るのです。
    少し難解な哲学的世界のため、我が子たちには???でした。
    ちなみに、大きなチーズには関心がありましたが・・・。(笑)
    私にとっては、彫り出されたチーズのねずみの姿、
    これは仏師が一本の木から仏様を出して差し上げるという世界や、
    中将姫が仏の声に従い、様々な色に染めたはすの繊維を織り機にかけると
    見事な仏画が布に織り込まれた伝説を思い出してしまい、
    とても感銘を受けました。
    そして、音楽をジェラルディンを体得したことが、
    見事に描かれています。
    気前良くチーズを分けてあげるジェラルディン。
    そんな優しいジェラルディンだからこそ、音楽に出会えたのかもしれませんね。

    投稿日:2006/11/12

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    1
  • 素晴らしい作品でした。
    今週は自分でレオニ週間にしようと思い、図書館でたくさん借りてきました。その中でも、これは素敵でしたね。
    ただ、レオニの作品は奥が深くて難しいものが多いので、訳者の谷川俊太郎さんの後書き(もしくは前書き)が、いつも作品を読むためのとてもいいヒントになっています。
    なぜ、谷川さんは、こうもレオニの内面というか、レオニのインナースペースな部分を、しっかりとつかむことができるんでしょう?(訳していると、こんなに分かるものでしょうか?)

    今回の作品は、音楽というものをきいたことのなかったねずみ、ジェラルディンが、大きなチーズの中に眠っていた不思議なフルートの彫像から流れる音色をきいて、彼女自身がフルートの演奏者となる話でした。
    レオニの作品はいつもながら、発想の転回が奇抜で、すごいと思います。

    投稿日:2003/11/22

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