幼稚園の頃読んだ絵本の中で、息子が一番気に入っている絵本です。
その頃はまだ私の読み聞かせ有史以前。
息子に薦められて手にしたものの、このイマジネーションの世界は頭の固い自分には独特な世界でした。
お母さんとけんかして、ごはん抜きで寝室に閉じ込められたマックス。
そうしたら、寝室はマックスにとって冒険の世界に変わってしまいました。
すべては夢の中…。
そう言ってしまったら、子どものデリケートな世界には入っていけない作品です。
理屈抜きに絵を楽しんでいると、結構おもしろいなと思えてきました。
かいじゅうたちは、マックスにとって家族で会ったり、親戚であったり、自分にとって親しみのある人たちなのでしょう。
そんなかいじゅうの王様になるって素晴らしい。
空腹には勝てなかったけどね。
息子が私に薦めてくれてから10年近く経ってしまいました。
たまには、原点に帰って懐かしみたい絵本です。