カケアミというのでしょうか?
インパクトのある美しい絵が魅力的。
かいじゅうたちの表情や仕草も、とっても可愛い。
王様になってかいじゅうおどりをするところは、子どもの夢ですよね!思いっきり叫んで騒いで!誰にも怒られなくて楽しくて自由!
でも夢中になって遊んで、おやすみの時間になると、ふっと寂しくなって…。
王様って楽しいけれど、寂しいものなのかなと思いました。
この絵本に込められたメッセージ。
かいじゅうたちの中にひとりだけ、仲間外れがいます。
センダック自身が語ったのか、誰かの考察なのかわからないけど、そこにまつわる深い話を聞きました。
センダックがあえてそうしたのには、こんな理由があったのかもしれない。
それを聞いて、私はこの絵本がもっと好きになりました。