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おもいでのクリスマスツリー」 ママの声

おもいでのクリスマスツリー 作:グロリア・マックレンドン・ヒューストン
絵:バーバラ・クーニー
訳:吉田 新一
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1991年
ISBN:9784593502776
評価スコア 4.77
評価ランキング 685
みんなの声 総数 12
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  • 強く優しい母親像に感動

    この絵本はクリスマスのお話ですが、綺麗な包装紙に包まれたプレゼントの山やご馳走、サンタクロースといった類の物は登場しません。
    純粋な心を持った少女と、家族思いの父、そして留守を守る強くて優しい母の姿が美しい絵と共に描かれています。
    戦争から戻ってこない夫を待つ不安を抱えながらも、気丈にふるまい、娘にささやかな喜びを与えようと夜なべする母親こそが、この絵本の影の主役だと思います。
    豪華なパーティーなんてなくても、家族が互いを思いやり、共に過ごせるだけで最高のクリスマスになるのだという事を思い知り、心が洗われる気がしました。

    投稿日:2014/03/14

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  • バーバラ・クーニーさんの絵

    バーバラ・クーニーの絵に惹かれて、手に取りました。
    順番にクリスマスツリーを飾ることになっている村でのお話。
    たくましいお母さんに、感激しました。
    それにしても、バーバラ・クーニーさんの絵は本当に素敵で、うっとりしっぱなしでした。
    憧れの、ログキャビンパッチワークのベットカバーが描かれていて、心踊りました。

    投稿日:2020/11/09

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  • イラストも素敵なクリスマス絵本。

    クリスマスの風習や様々な想いが少女目線で書かれた絵本です。
    バーバラ クーニーのイラストが静かで神秘的な美しいクリスマス雰囲気を醸し出していると思いました。
    色合いも素敵です。
    クリスマスシーズンに読みたい絵本ですね!

    投稿日:2018/09/21

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  • 真摯な絵本

    クリスマスの物語ってたいていどれもこれも素敵なのですが
    この絵本もまた素敵でした。なんていうか真摯に耳を傾けたく
    なるような・・さすがやっぱりバーバラ・クーニーさんの描く
    絵本はいいのだよなあ、などと思っていたのですが。
    クーニーさん、当時(1918年)の暮らしを丹念に取材されて
    いたのですね。
    そういう見えないところの丁寧さが物語にも現れているのだろう
    なあと思いました。静かに読みたい物語です。

    投稿日:2012/12/31

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  • 戦争中のクリスマス

    少し長いお話でしたが、家族の愛やクリスマスの神聖な気持ちを感じることの出来る、とてもいいお話だと思います。
    お話の中では、第一次世界大戦中です。
    お父さんが戦地に行き、母子の暮らしが苦しくなるなど、辛いこともあります。
    でも、そんな状況だからこそでしょうか。
    家族の絆を強く感じました。

    投稿日:2012/11/20

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  • クーニーのこだわりのあるイラストを堪能

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    第1次大戦前後のアメリカ・アパラチア山脈のそばに住んでいた女の子のクリスマスのお話です。
    ですから、この絵本に登場するサンタクロースは、今どきのサンタに比べると、姿かたちが少々異なっていました。
    イラストは、私の大好きなバーバラ・クーニーなので、時代背景や現地の資料を調べて、それにあったサンタクロースを描かれていたのだと思います。
    (バーバラ・クーニーって、こういう伝記っぽい作品が好きなようです)

    内容は、このあたりに住む人たちは「バルサムモミ」というもみの木を使ってクリスマスツリーを作っていた。という話なのですが、
    主人公のルーシー一家の生活を見ることで、当時は(戦争のためか)物資不足であったことや、男手が戦争に取られていて、お母さんが「一家の大黒柱(代理)」として密かに頑張っちゃうあたりが描かれていて、
    とても読みがいのある深い内容の絵本でした。

    とにかく、クーニーがこかまいところまで描写してくれているので、1ページ1ページ、じっくり楽しく読むことができます。

    私は個人的に、特に名前も登場しないルーシー一家に飼われている「黒猫」がとても気に入っています。
    「黒猫」の仕草や視線がとってもいいので、気になる方はチェックしてみてください!

    投稿日:2010/12/11

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  • 家族のきずな

    クリスマス、というとにぎやかなパーティをイメージしますが、本当のクリスマスは、違うんだなと感じました。バーバラクーニーさんの絵は、すみずみまですてきです。

    ルーシーとママが、夜、冬の山にバルサムモミを切りにいくところは、すごいなと思いました。
    家族のきずなや誇りのつよさがつたわってきます。

    投稿日:2010/07/07

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  • クリスマスにふさわしい素晴らしい絵本

    バーバーラ・クーニーの絵本、あるとつい手にとって読んでみたくなります。クーニーのクリスマス絵本、多いですよね。

    息子というよりは私が好きな絵本作家の一人です。

    絵がとても美しいですよね。

    村の教会にツリーを立てることになっていますが、今年はルーシーの家の番です。

    ルーシーの家ではお父さんが戦争に行ったきり帰ってきていないのです。

    家の事情はありますが、ルーシーのおかあさんが素晴らしいです。

    絵も美しさもさることながら訳文も美しくて、引き込まれました。

    クリスマスにふさわしい素晴らしい絵本だと思います。

    投稿日:2010/02/10

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  • 母の対応に涙涙。クリスマスお勧め2

    • 苺ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    バーバラクーニーさん。ルピナスさん
    を書いた方が絵を描かれていて
    繊細な丁寧な絵です。


    主人公の家族が今年のクリスマスツリーの当番になって
    モミの木を探しにいき
    立派なモミの木を探して
    印をつけます。

    しかしお父さんは戦争に行ってしまい・・・

    父親を心配する子どもの不安な姿や
    今年はクリスマスツリーは無理ではないかと
    村の方々の不安な様子に

    母が控えめにしかし凛とした態度で
    対応します。

    母親として自分はこうできるのだろうかと
    涙涙で読みました。

    ラストはクリスマスの物語らしく
    ハッピーエンドで終わるところも
    幸せな気持ちにさせてくれました。

    母親学級や育児サークルなどでも
    活躍する一冊だと思います。

    お勧めです。

    投稿日:2009/12/04

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  • クリスマスに

    はじめは 「だいたんな男しか登っていかないような山」に
    どうして小さな女の子がパパとツリーを取りに行けるの?
    なんて思って読みはじめました。

    そのあと女の子はママと一緒にその山にもう一度行くのですが、
    それもどうかと・・・

    しかし 読み終わった後は パパが戦争から帰らないなか
    ママが小さな女の子を守り、パパの尊厳を守り
    自身のプライドを守った姿に感銘を受けました。
    ママだって一生懸命だったに違いありませんから。

    荒々しい戦争描写はありませんが
    パパのかえってこない駅に佇む二人はとても切ないです。

    バーバラクーニーの絵は景色が美しく 
    家の中の様子は丁寧に描かれ 繊細で素敵です。
    クリスマスにぜひおすすめです。

    投稿日:2008/12/12

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