「ごきげんなすてご3 にぎやかなおけいこ」 ママの声

お友達の犬が芸をして、自慢するからといって、弟にも芸をさせると約束･･･
何か子供らしい意地の張り合いですが、ちょっとくすっと笑ってしまいました。
毎度おなじみ犬や猫も出てきて、あれやこれやと頑張る女の子を穏やかに見守ってサポートしてくれています。
優しいなぁ･･･　犬と猫がいたらちょっと安心してしまうなと思いました。

題名だけを読んだ時、お姉ちゃんと弟で、お稽古に行くのかな？なんて考えていましたが、お姉ちゃんが、お姫様でいるために、弟に芸を仕込むというお話でした。

相変わらず、このお姉ちゃん、個性的でユニークな発想。

ミイラとりがミイラになってしまう辺りも笑えます。

かめや犬や猫、そしてのりちゃんとのやりとりも落語か漫才でも聞いているようで笑えました。

弟がかわいいはわかっているけれど、どこかまだ受け入れきれていないお姉ちゃん。ずっとジタバタしていてくれると、シリーズがどんどん続いて嬉しいなと思います。

ごきげんなすてご1 2が大好きな娘と私。一人で娘が読むのんは少し早そうです。子供が一人で読むのには1ページの文章が少ないですが文字が小さいので小学生以上のお子様向けかな？1 2に比べると内容でインパクトが少ないですが笑える部分はたくさんあります。
　私は弟のだいちゃんのおむつを変えたのにおしりがふくらんだままなのがあとで何かおちでもあるかと思って何もなかったのが少し残念でした。

弟が生まれて３人姉弟になった我が家。

初めはどう接していいのか戸惑っていましたが

今はこの本のようにいろいろなおもちゃを使って

遊んであげている（遊ばれている？）毎日です。

自分が一人っ子なので余計そう思うのでしょうが

兄弟っていいなと思える一冊です。

今、NHK教育テレビの「テレビ絵本」で女優の小林聡美さんが「ごきげんなすてご」の読み聞かせをしています。息子は毎朝早く起きて、楽しみに見ています。そして、先回りして、その絵本を借り、みんな読みきってしまいました。第二巻が「やっかいなおくりもの」、第三巻がこれでした。

　第一巻から10ヵ月成長した、私。
お姉さんらしくなっていてことにびっくりしました。
今回の「おけいこ」は、何を意味することなのか？興味津々でしたが、それは「げい」でした。なんか、「わたし」らしいな。
これは、第一巻から続けて読んだ方が、登場人物にも馴染みがあっていいと思いました。そして、この「わたし」がどんなに成長したかを知ることが出来て、絶対おすすめします。
こうやって、遊びを通して、お姉ちゃんらしく、成長していくのかなとなんかほのぼのもしました。
「わたし」は、弟が生まれてしまった為、突然お姉ちゃんとなり、今まで両親から100％の愛情を受けていたものが、弟の方にも愛情がいってしまい、ひがむ気持ちが良く表れています。でも、両親は同じ愛情をこの姉弟に注いでいることも分かります。お姉ちゃんの場合は、べたべたするのでなく、時には後ろから、見守ってみているのも愛情だと言うのが分かります。
息子には、弟も妹もおりません。こんな気持ちになったことがないと思うので、例え本の中の世界だけでも、分かって欲しいなと思いながら、いつも読んでいます。