「やるな〜、このおじさん!」が息子の読後第一声。
「たいしたもんだ〜」と私が言ったら、「ははは、感心しちゃダメだよ。」と息子。
“こどもには、明るい笑いを”というクラジラフスキーさんの信条が、本当によく伝わってくる作品でした。
どこまで、このおじさんは貫くのかと読みましたが、凄い!
お皿の洗い方にも参りました。
たくさんの来客と楽しい時間の後に、ド〜〜〜ンと残った食器のあまりの多さに、食洗機には入りきらず、3回まわしもめんどくさく、おじさんのような気持ちになったことがあるような、ないような〜。
おじさんのように、括れる腹もなく、ははは、高揚した気分が冷めながらも台所に立つのでした。
常識を逸脱した、スケールの大きいこの手のおはなしが、息子にはいつもうけました。
7歳の頃の思い出の一冊です。