「レインボウブックス いのち」 その他の方の声

全ページためしよみで、読ませていただきました。
にじみ絵をコラージュしたような、いろんな生き物たちのデザインです。
色がきれいです。言葉はありません。
タイトルは”いのち”ですが、実際どのように子どもたちと楽しめるかな？親子で、いろいろお話しながら楽しむのかな？私の用途的には、難しいかな…

タイトルの「いのち」。ふかい意味をもつ言葉を、短い絵本でどのように表現するのかなあと興味をもって、読みはじめました。
言葉はなく、いきものの親子の姿が優しい色あいの水彩で描かれています。親から子へつながっていく命とともに、いろいろな生き物がいてこその命。人間だけでも、ましてや一人だけでも存在しえない「いのち」を感じることができました。

　いろいろな生き物の親子が描かれています。絵を見ていて、命が繋がっていくということが感じられました。

　にじみのある絵から、そこでカチッと完結しないで次に続いていく・・ということを連想して、そう感じたように思います。

　
　（シリーズでの中で、この絵本だけ、作者がお二人なのですね。）

まるで絵葉書のような、優しい水彩画で描かれる
「いのち」の場面。

文章がなく、
動物の親子が ただそこにひっそりと いるだけなのですが

ぼんやりと見つめていると
命がつながってゆく気配を感じます。

たとえば何かを食べたり、遊んだり、
そういう活動的な様子が 描かれている訳ではないのですが
読み終えたあと、「いのち」という言葉が
自然に頭に浮かんできました。

いのち　
かえるとおたまじゃくし　もうすぐ田植えが始まると　おたまじゃくしが　かえるの声が聞こえます（近くにたんぼがあります）
子どもが実際に体験できるといいですね

近所のお家につばめが巣を作っています　　もうすぐたまごを生むのですが楽しみです
この絵本はワニやぞう　カンガルー　サイの親子が　美しい色彩で何気なく描かれていて　なかなか味があるのです
　
文字は有りません
　
だからこそ　読み手が　子どもと話しながら　ふくらませていけるのだと思います

そしてラストは　人間の　親子が三人で手をつないでいる
本当に　命を伝える　良い絵本です

読んであげる子どもの声も大事に引き出して上げれそうで　ふくらみます
文字がない絵本も　なかなか　ステキデス！
広がりが感じられました

親子にお勧めです