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くまさぶろうなかなかよいと思う みんなの声

くまさぶろう 作:もり ひさし
絵:ユノ セイイチ
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1978年
ISBN:9784772100595
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 16
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  • 大人の絵本・・・かも。

    • ラッツさん
    • 20代
    • せんせい
    • 福岡県

    スコップにコロッケ、動物園のゾウも簡単に盗むことができる泥棒の名人、くまさぶろうは、
    あるとき人の心をぬすむことができるようになります。

    くまさぶろうは、
    痛くて泣いている子の痛い気持ちや、
    いじめられている子の情けない気持ちをぬすみます。
    すると、痛い気持ち、情けない気持ちになります。

    だけど、元気になった子どもたちを見ていると、
    痛みも悲しみも、うれしい気持ちにかわっていきます。


    “泥棒”のはずのくまさぶろうが、
    いつのまにか、やさしいおじさんになってきます。
    やさしさを直接押し出すような表現はありませんが、
    じんわりと伝わってくるものがあります。
    (“じんわり”という言い方がイチバン合っている気がします
    読後感は“あったかい感じ”、まさにこれじゃないかなーと思います。


    絵の線が細いこともあり(とても繊細なのですが
    読み聞かせをしたときには後ろの子は少し見にくいようでした。
    そんなに長くなく、わかりやすいお話なので、
    小学2年生の子たちは真剣に聴いていました。

    投稿日:2007/03/16

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    2
  • 印象に残る絵本

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    くまさぶろうは泥棒さん。
    遊んでいた子どものシャベルをとったり、雨降りの日に紳士の傘をとったり。
    とられた人が分からないくらい見事に盗む、一流の(?)泥棒なんです。
    ところがある日、くまさぶろうは人の気持ちを盗むことができるようになります。
    転んだ女の子の痛い気持ちをとったり、いじめられた男の子のみじめな気持ちをとったり。
    もちろんくまさぶろうは自分が痛くなったりみじめになったりするのですが、元気になった子どもを見て、嬉しい気持ちを感じるようになり・・・。
    なんだか不思議なおはなしだな、という読後感。娘も、「いい人になっちゃったの?」と釈然としない表情。でも、次の日も、そのまた次の日も、寝る前に読む本に選びました。「なんとなく好き」なんですって。
    独特な絵と、不思議なストーリー。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、印象に残る絵本であることは確かです。

    投稿日:2010/08/13

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    1
  • 優しい

    公文の推薦図書の中にあった一冊です。絵が子供の興味をひかないのか、本棚においてあっても中々手に取ってもらえず、私が選んで読み聞かせするタイミングで読みました。
    子供たちは象を盗んでびっくり!どうやったのかなぁ?と姉と弟はコソコソ…そのあと、くまさぶろうが心を盗みだし、次第にいい人?になっていくのをみて、なんだか安心したような顔をしていました。

    投稿日:2023/03/04

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    0
  • 泥棒のくまさぶろうは、盗むものが物から心や気持ちに変わっていきました。
    それも人の悲しい気持ちを盗んで、その人が明るくなるのを見るのが楽しくなってきました。
    盗んだ悲しい気持ちが喜びに変わっていくことを知りました。
    悪人がいつの間にか善人になっていた物語。
    心が温かくなりました。

    投稿日:2021/11/10

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  • 心の泥棒

    泣きたい気持ちや弱虫な気持ちを盗む、泥棒のくまさぶろう。
    こんな泥棒がいるんですね。
    「今 泣いた子が もう笑った」なんて時は、きっと、くまさぶろうがきているのかな?なんて思いました。

    うちの子には、まだ少し難しかった様子です。
    でも、印象に残るお話なので、もう少し時間をおいて読んでみようと思います。

    投稿日:2011/10/20

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  • 不思議なお話

    • たんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 女の子7歳、男の子3歳、女の子1歳

    最初は悪者だったけど、いい者になったから、どうしてそうなったのだろうと思いました。
    そして、くまさぶろうは今働いているのか気になります。
    子ども達の心のもやもやを吸い取るということはやさしいんだなと思います。私の町にくまさぶろうがきて嫌な心をとってくれたら家でも学校でもいつも楽しい暮らしができるようになります。くまさぶろうは今日も嫌な心や泣きそうな心を吸い取って歩き回っていると思います。

    というのが7歳の娘の感想文です。くまさぶろうの職を気にするあたり、子どもながらの率直な感想だなと思いました。

    投稿日:2009/11/15

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    0
  • 泥棒だけど・・・

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    最初は、「泥棒のお話なんてとんでもない」と思っていました。
    おもちゃや食べ物とはいえ、得意気に盗むなんて教育上よくない。盗まれた人はかわいそう。

    でも、くまさぶろうが人の心を盗めるようになると、雰囲気が変わっていきます。
    くまさぶろうは、人々の「いたい」「つらい」「かなしい」といったマイナスの気持ちを盗んでくれる、いい人になったのです。

    くまさぶろうが自分の町に来ているかもしれない。
    そう思わせてくれる終わり方も、夢があっていいですね。

    投稿日:2007/09/28

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  • 負の心を盗むどろぼうの話

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    どろぼうの名人のくまさぶろう。
    初めはシャベルやコロッケや、傘などをすっと抜きとって盗んでいましたがある日、人の心を盗み取る事ができるようになります。
    そんなくまさぶろうが盗んでいるのは
    「子どもの泣きたい気持ちや悲しい心」です。
    そんな心を盗んだ時、痛い・情けない・・・そんな子ども達が抱いていた気持ちを自ら体験する事になるのですが、
    その後の子どもの嬉しそうな顔にすくわれる・・
    そんな思いからくまさぶろうは町から町へ旅を続けるようになります。
    「くまさぶろうは今ごろどこらへんを歩いているのでしょう。
    もしかしたら、あなたのうちのすぐ近くまできているかもしれませんね」
    この終り方も良かったです。
    絵も独特で一見子どもが描く絵のようですが、実はとても緻密で素敵でした。

    投稿日:2003/12/23

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