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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

てん」 ママの声

てん 作・絵:ピーター・レイノルズ
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784751522639
評価スコア 4.8
評価ランキング 328
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78件見つかりました

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  • 素敵な先生☆

    6歳の娘と読みましたが、大人の私の方が心に響く内容でした。子どもの可能性を信じて、どんな小さなアクションも見逃さず、そのやる気を伸ばして自信をつけさせてあげることができる先生。とても素晴らしいなと思いました。学校の展覧会に並んだワシテの絵に思わず感心してしまいました。

    親はつい「もっとこうしたら」「もっといろんな色を使ってみたら」「もっと」「もっと」…と正解はないのにも関わらず、口を出してしまったり、諦めてしまったりしてしまいがちです。

    お絵かきに限らず、子どもを育てる上でこの先生のような対応を見習いたいと思いました。

    投稿日:2021/08/01

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  • 私が5歳の頃、お芋ほりの絵を描いたときのこと。
    みんなとは違う自分だけの作品を作りたい気持ちで
    ワクワクしたのを覚えています。
    お芋の色付けに青や緑、黄色や赤を使って、
    いろんな色のお芋を描き
    『みんなとは違う自分だけの絵ができた!』
    と、満足感でいっぱいになっていると
    先生に「何やってるの!!」
    「お芋を全部丸く囲んで紫色に塗りつぶしなさい!」と怒鳴られてしまいました。
    私は『いけないことをしてしまったんだ』
    悲しい気持ちになり涙がポロポロ出てきました。
    泣きながら、青や緑、黄色や赤に塗られた
    私だけのお芋たちを、紫色に塗りつぶしました。
    今でも、あのときの気持ちは忘れられません。

    表現は自由であっていい。
    あなたの描きたいように描いていい。
    描いたものはどれもあなたの作品。
    あの時、先生が私にそう教えてくれれば私は絵を描くのが大好きな子供だったに違いない。

    ピーター・レイノルズが描くこの物語は、
    全ての大人たちに、
    ?子供の可能性は無限大。
    ?子供を尊重する気持ちは忘れてはいけない。
    それを伝えたいのではないか。
    子供に、それを教えてあげてるのは
    大人の役目なんだ。と、何度読み返しても
    そんな気持ちになってなりません。

    ◯絵本の感想◯
    絵が描けないだけ!と
    怒っているようなワシテの表情が
    夢中になって”てん”描いていく様は見事で
    苦手と思い込んでいたものに夢中になれるって最強!
    と、気づかせてくれました。
    ラストシーンの、展覧会を見に来た男の子に対する
    ワシテの振る舞いには、大拍手を送りたい。
    すごく粋で、大好きです。
    そして、大好き!と言いたいのは
    絵画教室の先生。
    ワシテを尊重する気持ちと行動が
    幼少時、私には出会えなかった先生と重なり
    羨ましくもあり、私はこのワシテの恩師のような
    存在でありたい。そう強く思わせてくれるのでした。

    投稿日:2020/12/05

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  • やってみようかな

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    4歳児の息子も描いたり、作ったりするのを嫌がります。
    一度も悪く言ったつもりはないのですが、
    自分でお兄ちゃんと比べてしまうのか、
    「やって」「へただもん」とぐちゃぐちゃとさえ書こうとしません。

    この絵本を読み、
    息子もやってみようかなという気になればいいなと思っています。
    と言っても、本人は読んでいる途中で寝てしまったので、
    また起きているときに読みなおします。

    投稿日:2019/09/18

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  • 不思議な絵本

    ちょっと大人向けなのかなと思いまいたが、子どもが何度も読んでと持ってきます。
    何か惹かれる所があるのでしょうか。

    主人公はワシテという絵が苦手な女の子。
    最後は素晴らしい絵描きになります。

    登場する先生が素敵です。
    私なら、何も書いてない真っ白な紙を見て「あら!吹雪の中の北極グマね」なんて言えないです。

    毎日の子育てで未熟な自分について考えさせられる絵本です。

    投稿日:2018/11/13

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  • 大事なこと

    子供の反抗的な態度を

    ただ頭ごなしに叱るのではなく

    見守り、いい方向に持っていくことは

    大切ですね。

    このお話では学校の先生が上手に

    コントロールしています。

    短所を長所にするっていいですね。

    水彩絵の具と紅茶を使って描かれた絵本です。

    投稿日:2018/10/29

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    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    絵が描けないワシテ。まっしろな紙を見て先生は…。
    描くっていうことは自由ですね。
    いい先生だなー。
    描いてみること。
    うちの子も絵があまり好きでない時期があったようですが、今はお絵描きをたのしんでいるようです。

    投稿日:2016/09/21

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  • 自尊感情

    この本に出てくる先生は
    ちょっとした仕掛け(額装してサイン)で
    本人のやる気をこんなに引き出して
    もうっっ、すごいです!!
    やる気パワーが上向きに転がり始めると
    もう、上るしかない!!
    すべてがすべてこんなにうまくいくはずはないだろうけれど
    やる気パワーを育てられる対応を
    子育てでも心がけたいな・・と強く感じました。

    あいかわらず谷川さんの訳が
    ほんとうに心地いいです!!

    投稿日:2015/12/14

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  • 育児のよい教本にもなる!

    ピーターレイノルズさんらしい温かいお話の絵本でした。
    谷川俊太郎さんの訳も安心して読むことができ,とてもいいですね。
    お絵描きが苦手な男の子が「てん」を描くことによって絵の楽しさ素晴らしさを知っていく。。先生の提案に脱帽でした。
    褒めること,それぞれが素敵だということを教えること,そしてそれがどんどん繋がっていく。。心がほっこりする絵本でした!
    育児真っ最中の親である私には,育児のよい教本になりました☆

    投稿日:2015/10/04

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  • 絵が好きな子に

    たまたま図書館で見つけた本だったのですが、レビューの多さにびっくりしました。
    とても有名な本なんですね。
    みなさんが絶賛されるように、1歳の息子も多分内容は理解できていないと思うのですがかなり気にいっております。
    絵を描くのが好きなので、その題材だからでしょうか‥絵を描くのが好きなお子さんなら何歳でも楽しめるんじゃないでしょうか。
    それはしっかりとしたメッセージが込められた作品なので、意味はわからずとも響くものがあるのだと思います。

    大人としては、言われたことをどう受け止めるかで人生って変わるんだな、と考えさせられました。
    そしてどう伝えるのかが大人のお仕事なんですよね。
    読み聞かせにとてもいい絵本だと思います。

    投稿日:2015/03/05

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  • 幼稚園でお絵描きをしているだろう、3歳3ヶ月の息子に
    図書館で借りました。

    絵が描けないと思いこんでいたワシテが、
    点のみの絵を先生から褒められたことで
    「点」の絵を極めて評判になるというストーリー。

    ストーリーの方向性や、読み手に希望を与えたりというところは
    とてもいいと思います。
    が、、なんというか、日本でこんなに一つのことに極める環境があるといいなあ、というか。
    何も描けないワシテに「あら、ふぶきのなかのほっきょっくぐまね」なんて
    センスのある言葉をかけられる先生がいるのか。
    そんなことを考えさせられました。

    息子にも、自由に自分の好きなことを極めるような環境をつくりたいな、
    と思ったのでありました。

    彼も、まあまあ喜んで聞いていました。

    投稿日:2014/06/14

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