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ティモシーとサラの絵本 6 ティモシーのたからもの」 ママの声

ティモシーとサラの絵本 6 ティモシーのたからもの 作・絵:芭蕉みどり
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1999年01月
ISBN:9784591058893
評価スコア 4.57
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  • 宝物は心の中に!

    自分で頑張って作った水車が川に流されてしまったティモシー,これは悲しいし残念でたまらなかったことでしょう。
    本当にかわいそう。
    でも,流されちゃったものはもう仕方ないですものね。
    お母さんの言うとおりです!
    ティモシーが学んだことは大きかったはずですね。

    投稿日:2018/02/07

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  • この絵本を読むまで、息子は「心」という、目に見えないものについて、あまり深く考えたことがないようでした。
    私自身、それを理解するのはもっと先のことだろうな、と思っていました。

    ティモシーは、みんなで作った水車の中で、自分のものだけが回らなかったのが悔しくて、
    お父さんに相談します。
    お父さんの答えは「本物の水車を見に行ってごらん」
    ティモシーは次の日、本物の水車を見て一日を過ごします。
    そして夢中になって作った、玩具の水車。
    世界でたった一つのティモシーの水車は、げんきよく回り続けます。
    けれど…

    一生懸命作った水車が、居眠りしている間に流されてしまい、号泣するティモシー。
    この心の動きがよく分かります。
    せっかく作ったのに!
    サラやサラになぐさめられて、
    ティモシーも、いったんは泣き止むのですが…

    ティモシーとお母さんの会話が、実に秀逸です。
    「お母さん、ぼく寝ようとしても、あの水車のことばかりかんがえちゃうんだ」
    どうしても分からない、なんにも悪いことしていないのに。
    水車が忘れられないというティモシー。
    お母さんはそっと言います。「今は忘れられなくてもいい」
    「ねえ、知ってる? あなたの中に宝物が入る場所があるのよ。なくしてしまった大切なものは、いつのまにかみんなそこにいるの」

    ああ、素敵ですねえ!!
    私なら、こんな風にいえるでしょうか?
    「自分がなくしたんでしょ!!」って言ってしまいやしないでしょうか?

    それから。
    執念深い私は、いまだになくしてしまった大切な物について、
    「あーなんでなくしちゃったんだろう」「捨てちゃったんだろう」なんて思うことがよくあるのですが、
    このお母さんの考えは、とてもぴったりと心にはまりました。
    そうか、そんな風に考えればいいんだ。
    そう素直に思える絵本でした。

    冒頭で少しお話しましたが、
    息子は、この絵本で「心」のことを意識するようになったようです。
    「僕にもあるよね?」
    「ここんところに、心、あるんだ」
    嬉しそうに言う息子の姿に、私は嬉すぎて涙しそうになりました。

    投稿日:2006/11/15

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  • お母さんの言葉が深い

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳

    自然に恵まれた場所で育った私には、川で茎の水車だなんて
    子供の頃に遊んだ本当に懐かしい感覚が蘇ってきました。
    ティモシーが水車がうまく回らないからと研究して
    また水車を作る姿は素晴らしいですね。

    ラストでティモシーの胸を指差しながら お母さんが言った、
    「あなたの中に宝物が入る場所があるのよ」という言葉。
    奥が深くてジーンとし、涙が出そうになってしまいました。

    私の母が亡くなった時、母の知人に
    「あなたのお母さんは みんなの心の中に住んでるから大丈夫!」と言われ、
    「心の中で生きてたって、コミュニケーションは取れないじゃない。
     親の死を経験してない人には分からないんだわ」と受け入れられずにいましたが
    このティモシーのお母さんの言葉はすんなり心の中に入ってきました。

    ティモシーとサラのシリーズを読んだのは この作品が初めてでしたが
    ほかにも読んでみたいと思いました♪

    投稿日:2006/06/16

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  • おとうさんとおかあさんの姿にハッとします

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳

    長女が大好きだったこのシリーズに、今度は次女がはまりました。(血は争えませんね〜。)しかも、このサイズは持ちやすいのか、数冊(中にはまったく同じ物が2冊ずつなんてこともあるので、要チェックです。)選んで図書館のかごに入れてました。

    このかわいすぎる絵が、私自身は好みではないため、つい辛口評価になってしまうのですが、お話自体はどれもなかなかいいですよ。

    あらすじは、ぽぽろんさんが書かれたばかりなので省略して、感想だけ。
    ティモシーが、水車をどうやって作ったらいいか、おとうさんに相談すると、「本物の水車を見たことがあるかい?見に行ってごらん。」というこたえ。過保護に手伝ってしまうことが多い、私たち親世代は、ハッとさせられます。
    おかあさんのあたたかい言葉にも、感心させられます。
    こんな風に言ってあげられたら、子どもは安心して眠りにつけるのでしょうね。

    でも、私の1番好きなシーンは、ティモシーがお日様の光にあたためられた(という表現もすごく気に入ってます。)大きな石に抱きついて、水車をじっと見ているところ。絵も文も、ティモシーのしあわせな気持ちを、よ〜く表してます♪

    投稿日:2004/01/16

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  • じーんとします

    • ぽぽろんさん
    • 20代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子4歳、男の子2歳

    双子のティモシーとサラ、今回は男の子のティモシーが主人公のお話。
    ティモシーとサラとおとなりのスーザン(「ティモシーとサラのパーティー」で引越してきた女の子)が小川で遊んでいて、草で水車を作るんだけど、ティモシーのだけ回らなくて悔しくなって立派な水車を作ろうと決心。本物を見に行って研究してかっこいいのができて、小川でクルクル回るのを眺めていました。ところが、居眠りしている間に、水車がなくなってしまって、泣き出してしまった。夜、寝ていても水車のことばかり考えてしまって眠れないティモシーに、お母さんが、「なくしてしまったたいせつなものは みんなそこにあるの」と、胸を指さしました。

    いつも女の子と遊んでいるティモシー、自分だけできないっていう悔しい気持ちが、男の子っぽいなあと感じました。ちょっとしたことでも、ちゃんと完成させて、それを見守るお父さんもステキです。出来上がった時は本当に嬉しそうだったのに、かわいそうだなあと思いました。「ぼくなにもわるいことしてないのに・・・」ってお母さんに言ってる姿が切ない。けれど、お母さんの言葉が胸にしみました。大切な思い出となっていつまでも胸に残る、それがわかってティモシーはすごく成長したと思いました。

    投稿日:2004/01/15

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