「やっぱりおおかみ」を読んだ時には、「ん〜〜〜。奥が深い、というか、理解し難い世界、と言うべきか・・・」と、評価にも迷ったのですが、こちらは、単純明快! なぜだかほっとしました!(深く考えずに済んで・・・) ところが、娘のほうは、半年ぐらい前から、魔女やおばけに興味津々のはずが、この魔女をものすごく怖がってしまい(こんなにマンガチックなのに)、魔女が戸口に現れるシーンで、思わず両手で口を覆い、その後、私の背中に隠れてしまいました。魔女、という登場人物といい、お話の展開といい、絶対受けること間違いなし、と思っていたのにな・・・。布団に入ってからは、「なんで魔女の本、借りてきちゃったの? 絶対、この本は買わないでね!」と、念を押されてしまいました。いつもだったら、図書館で借りてきた本は、必ずと言っていいほど、買いたがるのに・・・。
あんなに怖がっていた娘でしたが、・・・翌朝、起きるなり、「魔女の本、読んで!」と、自分から持ってきました。やっぱりお話の面白さにつられて、怖いもの見たさの気持ちのほうが勝ったんでしょうかね〜?最後のページで、ほうきに乗った魔女が地球の周りをぐるぐる回っている絵を見ても、昨夜は「えっ、Jもやられちゃう?」とびくびくしていたのに、今日は、「光線やれば、魔女をやっつけられる?」と、戦う気力満々でした!