「ニニロのおとしもの」 みんなの声

ちょっとおとぼけキャラのトカゲのニニロ。
落としたしっぽを探してまわります。
アレコレ探し回るうち、しっぽの先がむずむず。。
新しいしっぽが生えてきます。
トカゲのしっぽには自然に再生する力があることに
長男は驚いていました。
なかなか本物を見る機会もないので、
『えっ！しっぽまた生えてくるん？』と不思議そう。。
いつか本物見られるかな！？

それにしても、このニニロのキャラ！
面白くて。。ばかばかしくて。。笑えますよ〜＾＾☆

しっぽをなくしたニニロ。
探して探してみつけたのは、なんとミミズ！

楽しく遊んで（ミミズは迷惑だったでしょうが・・）大喜びのニニロがおかしくて。

またしっぽに逃げられたニニロの落ち込みぶりもなぜか笑えてしまいましたが、しっぽの再生、忘れてたんでしょうか？ニニロ・・・。

これを読むとき、時々、本当にとかげのしっぽが切れるのをみた幼少の頃の話をします。
今の子はトカゲも身近ではないですもんね。
おもしろいね〜ほんとなんだね〜と、笑っていますよ。

町外れの空き地に暮らすトカゲのニニロ。
昼寝の途中で　鳥に襲われ　危機一髪で助かったのですが…
　　　！！！
しっぽがなくなってしまったのです。
この時のニニロの表情がとっても良い☆です。
心配するチビッ子と　爆笑する母…
という光景が目に浮かびます。
（爆笑するのは私だけかもしれませんね☆）

あちこち探し歩いて　色々試しにくっつけたけど
なかなか見つかりませんでした。
ようやく見つけたしっぽは…笑。
　　　おまえは　しっぽだよって
　　　生まれる前は　おまえはおれのしっぽだったんだよ！って…
とっても強引に　説得して結びつけたのは…
お楽しみにしておきますね♪

久しぶりに　いとうひろしさんの絵本に出会いました。
やっぱり面白いですね。

娘も私もいとうひろしさんのほんわかした感じの絵が大好き。
トカゲのニニロがなくなってしまった自分のしっぽを探して
強引にミミズをくっつけたりするんですが、
ミミズはミミズなのでしっぽにはなってもらえなくて・・・
気がついたらしっぽ生えてました！って話です。
都会の子はトカゲのしっぽきりなんて知らないので、娘はすごく
不思議に思えて仕方なかったようです。
トカゲってしっぽはえてくるの？って絵本の話なのか現実なのか
何度も私に確認してくるのがおかしかったです。

トカゲは、危険が近づくと、身を守るために自分のしっぽを切り落としてしまうという変った特性があります。これは、ニニロというトカゲが、自分の失くしたしっぽを捜すお話です。
だけど、ニニロは、自分のしっぽが、どんな風だったのか、全然わかっていないのです。とんでもないものばかり、あてがったり、くっ付けたり・・・。本当にばかばかしくって、笑えます。
でも、トカゲのしっぽって、捜さなくても、自然に再生するんですよね。

特に下の子にうけて、何度も読まされました。
トカゲのニニロは、ある日天敵の鳥に食べられそうになってしまいます。
危機一髪で助かったものの、気が着くと大事なしっぽが、途中からなくなっているんです！
あわててしっぽを探すニニロ。いろいろなものをしっぽに当ててみますがなかなか本物が見つからない。そしてとうとう見つけたのが「ミミズ」でした。
ミミズは、「違う」と、言い張りましたが、にニロはむちゃくちゃな説明をつけて、しっぽだと言い張り、自分のしっぽに結び付けてしまいます。
ニニロはしっぽが見つかった喜びも手伝って、いろんなことして、しっぽで遊びます。
遊び方の発想はさすが、いとうさんといった感じですね。
とうとう、しっぽのミミズは逃げ出してしまいました。
悲しむニニロ。
ところが、ある日ふと気が着くと、しっぽがひょっこり顔を出しているではありませんか！
トカゲのしっぽの再生能力を上手く使っているうえに、主人公のニニロの性格が、お茶目でおっちょこちょいときていて、とても楽しい絵本でした。