お正月が やってくる(ポプラ社)
お正月かざりを売るなおこさん一家の年末年始をとおして、人びとの暮らしに息づくお正月を迎えるよろこびを描いた絵本。
トラといっしょに(徳間書店)
美しいイラストで描いた心に残る絵本
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2件見つかりました
独特な言葉づかい、常識はずれの展開、昔話の醍醐味がしっかりと入った絵本です。 泥臭い絵もこのお話にはとても効果的だと思います。 今江祥智さん田島征三さんのコンビならではの作品だと思います。 それにしても長年たまった垢の威力はとてもエネルギッシュに、ちからたろうを作り上げました。 力太郎が、出会った強者を伴に従えて悪者退治。 別の絵本では、ハッピーエンドではなく三人が武者修行をつづけていましたが、やはりお嫁さんを貰って、育ての親とめでたく暮らしていく姿が、日本的昔話の定型でしょうか。
投稿日:2014/08/25
まず,田島征三さんの自由で力強い絵に驚きました。(最初は,息子もいつもの絵本と違う絵に少しとまどっていたようでした。) こんび(体のあか)から生まれた「こんびたろう」は,百かんめの金棒を片手に修行の旅に出かけました。そして,その力の強さから,「ちからたろう」と名を変え,化け物を退治し,最後はみんなで幸せに暮らしました。 たろうの力強さがよく表現されていて,豪快で愉快な絵本です。息子も「あか」から生まれた子供が大活躍するお話を十分楽しんだようでした。 しかし,作者の今江さんの後書きには,「ちからたろう」の力は,東北の虐げられた農民たちの貧しさから生まれた力であり,絵本の最後の農民が豊かに,武士が小さくなって暮らす世界は,その農民の夢見るユートピアだと書かれています。 今の息子にはこの昔話の楽しさを味わってもらうだけでいいと思いますが,少し大きくなった時に,昔話の持つ違った面も教えてあげなければと思いました。
投稿日:2009/04/15
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