ユリ・シュルビッツ作、谷川俊太郎訳ということで気になって読みました。黙読した時には、あまりおもしろさを感じなかったのですが、声を出して息子に読んでいる時に、そのおもしろさに気がつき始めました。
毎日、王様たちが僕を訪ねてくるのですが、僕は留守。日が変わると人数が増えているのです。息子は繰り返しが好きなので、喜んでいました。
日曜日の朝、僕は王様たちに会えるのですが、息子としては「もうここでおわり。もっと続けばいいのに」と。どんどん増えていくのが楽しかったようです。
読み終わって「訳者のあとがき」を読んで「なるほど」と思い、もう一度絵をじっくり見ました。地味ですが丁寧な絵なので、絵をじっくり見ると発見がありますよ。