舌の長いおばあさんと、朱のばんというおばけが出てきます。
舌ながばあさんの楽しみは、峠にやってくる人間を驚かすこと。
ところが、最近は誰も山に登ってこない。
そこで、二人はこちらから脅かしに行こうと、山を降りていくのですが・・・
とてもユニークなおばけが出てくるはなしですが、
内容は、自然破壊に警鐘してくれた絵本でした。
人間達のために、自然を取り戻そうとする姿は考えさせられます。
普段は、人間を驚かしたりするけれど、本当はとても人のいい(?)おばけ。
人間が困っていたら助けてくれる。
そこで、一緒に環境問題を考えることが出来たらいいですね。
人間も、おばけも共存できる社会でありたいです。
人前に、おばけや妖怪が出てくるのは、何かを訴えたいメッセージがあるから。
日本の『ゲゲゲの鬼太郎』を思い出しました。
似てませんか?