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ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ないた」 ママの声

ないた 作:中川 ひろたか
絵:長 新太
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年04月
ISBN:9784323070476
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,013
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  • 泣くことを広い心で受け止めてあげたい

    • レースさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

     この本は、どちらかというと、子ども本人よりも、母である私自身が必要な本でした。

     小さいときから長男が、「癇が強い」と一言でいっていいのかどうか、わかりませんが、よく大泣きをして、しかも一度激しく泣いたらなかなか泣き止まなくて、どう対処していいのか私自身、精神的に苦しかった時期がありました。
     
     激しく泣く理由が私には理解できないことも多く、はじめは慰めたり共感しようとするけど、あまりにも長泣きだと、「なんで?」と理由を追求してしまったり、自分が責められているみたいに感じて怒れてきたり、そしてまたそんな自分に腹が立ったり…。
     
     泣かせることに罪悪感があったかもしれません。知らず知らずになるべく泣かせないようにしていたかもしれません。

     でもある日、そんなことが、少しずつ、本当に少しずつだけど確実に、その頻度と時間が減ってきているとふと感じた瞬間がありました。
     
     「いちにちいっかいぼくはなく。どうしてだろう?」これを読んで「そう、そう」と」思いました。
     
     大泣きもベソかきも合わせれば、小学校2年の今でも、必ず一日一回は泣いています。
     
     それでも、だいぶ我慢もできるようになってるし、泣いても自分で気持ちを切り替えて泣きやむようになっています。少しずつの進歩でも、振り返れば、大きな成長です。
     
     それは今までにたくさんたくさん「泣く」経験をしてきたかもしれません。泣くことで気持ちの整理がつけられるようになったのかもしれません。
     
     泣くことにもいろんな子どもなりの理由がある、それを理解しようとはいえないけど、広い心でなるべく受け止めてあげたい、と決心させてくれました。
     泣いたっていい。泣くのは当たり前。泣いて心も体も大きくなるんだと、今思えます。

    投稿日:2010/09/22

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    7
  • 会話のきっかけに

    • ひぽさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳

    うちの娘は幼稚園でよく泣くらしく、先生から「今日は5回も泣きました」などと言われるのですが、本人に聞くとたいてい「泣いてないよ」と否定され何も話してくれません。

    最近図書館でこの絵本を借りて、ある日寝る前に読み聞かせたあとに突然、「わたしはねぇ、○○ちゃんに意地悪言われた時とかに泣いちゃうんだ」と話しはじめました。
    どんな意地悪されるのかについては「内緒」と言われてしまいましたが、初めて泣いた時の話を自分からしてくれたのです。
    この本のおかげです。

    4歳くらいになると感情移入して読むことができてくるのか、自分の気持ちや感じ方について、絵本をきっかけとして語り合うことができるのだなと、感じられた瞬間でした。

    投稿日:2011/12/24

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    4
  • こどものうちだけ・・・。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    4歳の娘が読み聞かせをしてくれました。

    いろんな「ないた」について描かれている一冊。
    娘も見に覚えのあるシーンが多々あり、
    とっても身近に感じたことと思います。

    お兄ちゃんに苛められては泣き、
    自分の希望が通らないと泣き、
    眠くては駄々をこねてなく娘。

    確かに大人になったら、こんなことでは泣かなくなるけれど、
    だからこそ、今の娘の泣き顔はとっても貴重なものだなぁと
    改めて感じました。

    泣いてる娘には申し訳ないけど、
    娘の泣いている顔もかわいくって大好きな私。

    今のうちに彼女のいろいろな「ないた」を、
    記憶にとどめておこうと思いました。

    投稿日:2016/04/05

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    2
  • 「泣く」をかんがえる

    いちにち いっかい ぼくは なく

    転んだり、ケンカしたり、しかられたり…。
    じゃあ、からすがなくのは…?
    おとなは、なかないの??

    この本には、本当にいろいろな「泣く」がでてきます。

    子どもは、本当に正直です。
    ひと目も場所も気にすることなく、
    いや、時には気にしながらも、感情のまま泣くことができます。
    娘もよく泣きますが、ときどき羨ましいなぁ〜と思います。
    どうして大人は、
    素直な感情のひとつに ここまで抵抗を感じるんでしょうね。
    この本を読んで、そんなことを考えてしまいました。

    最後は、「大人になったら、なかなくなるのかな?」と
    しめくくられています。
    きっと、うちの娘もそう感じたのでは?と思いました。

    投稿日:2011/01/05

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    1
  • なくことっていいな

    • しのべさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子1歳

    泣くことが多かった子供時代、いつの間にか泣かなくなった大人の自分、ちょっと不思議な気持ちになる絵本です。
    今は毎日何回も泣く娘も、次第に一日一回、それから泣くこともほとんどなくなる日がくるんだろうな〜と。
    そんな子供の成長を見守りたくなります。

    投稿日:2009/12/31

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    1
  • 泣いてもいいんだ!

    中川ひろたかさんと長新太さんコンビの作品は、「おとうさんといっしょ」シリーズや『ごめんなさい』など、たくさんあって、どれも楽しいです。
    こちらも長新太さんのイラストが光る作品。「こわくて泣いた」のページなんて、本当にこわいです。やはり説教臭くないのがいいですよね。
    思い切りなく姿を見ていたら、泣いてもいいんだ!と思えて、気持ちがラクになると思います。

    投稿日:2023/04/19

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    0
  • 「泣く」ということは、悲しかったりつらかったりさみしかったり、どうしても負の感情から来ることの方が多いので、全体的に重たい感情の雰囲気が漂っている、不思議な絵本でした。

    嬉し涙の描写もあったら良かったのになと思いましたが、あえてそこを描かなかったのはどうしてだろうと、その意図を知りたくなりました。

    6歳の娘も泣き虫ですが「泣くことは悪いことではないよ」、「思いっきり泣いたらいいよ」、といつも言っているので、逆の受け止め方をしていないといいなと思いました。「泣くこと」について親子で考えるきっかけにもなりました。

    投稿日:2021/09/12

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  • 感情に向き合う絵本

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    ぼくは、どうして泣くんだろう?大人は、どうして泣かないんだろう? 痛いとき、悲しいとき、感動したとき、嬉しいとき、いつもぼくは泣いている。泣くってふしぎだね。人が泣く理由を子どもの視点で描いた絵本です。

    投稿日:2021/01/01

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  • 泣くことを我慢し始めるのは

    生まれたばかりの赤ちゃんが生きるために泣くように、小さい子どもは泣くことに何の疑問も抱かないし、それが普通だと思っているでしょう。
    でも、ある日ふと気づくのです。
    身近な大人であるおとうさんおかあさんが、めったに泣かないことに。
    それまで普通だと思っていたことが普通ではないかもしれないと感じ始め、
    「どうしてぼくはなくんだろう」
    と疑問を抱いたときから、泣くことを我慢し始めるのかもしれません。
    泣いてばかりいるお子さんにとっては、スパイスの効いた絵本のように感じました。

    投稿日:2019/04/01

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  • 何というか、凄く深い絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    人間はいろんな場面で泣きますが、涙にも重みがあり、その涙の質って言うんでしょうか、そういった違いをこの絵本は上手く描いています。個人的に、お母さんがお布団に入ってから流した涙が私の心に共感するものがありました。

    投稿日:2017/08/10

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