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かべ―鉄のカーテンのむこうに育って」 ママの声

かべ―鉄のカーテンのむこうに育って 作・絵:ピーター・シス
訳:福本 友美子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2010年11月
ISBN:9784776404347
評価スコア 4.36
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  • プラハの春

    東西冷戦時代を、子供から見て描かれていたと思います。
    ベルリンの壁が崩壊した当時、私はまだ小学校に入るか入らないかといった年齢でした。
    リアルタイムで見た出来事というよりは、教科書で学んだ歴史なので、こういったリアル感のある本は、自分にとって参考になります。

    投稿日:2013/02/04

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  • 園児には・・・

    このお話はベルリンの壁が崩壊するまでの事を描いたお話だっのですが、幼稚園児はまだそんな歴史的なことは知らないので、全く分かっていなかったです。大人でもちょっと難しい感じだったのですが、私は学生の頃に勉強したことを思い出してちょっと楽しかったです。

    投稿日:2012/10/04

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  • 冷戦下の資料としても

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳、

    作者の自伝的作品。
    第二次大戦後、1949年にチェコスロバキアで生まれた作者は、
    社会主義の教育や統制を受け、育つのです。
    絵の好きな少年、というごくごく普通の子どもすらにも影響する社会環境が描かれます。
    ほとんどモノクロの線画のような絵に、共産主義の赤色が鮮明に映えます。
    そして、冷戦。
    象徴的な壁(THE WALL)の存在感を体感できそうです。
    自分史の中に踏み込んでいるイデオロギーの重みを実感させられた思いでした。
    ところどころにちりばめられた絵や写真は、おそらく作者のものです。
    これは資料としても価値があるかもしれません。
    歴史的な背景がわからないと難しいので、世界史まで理解できる年齢でないと難しいでしょう。
    とても読みごたえのある作品でした。

    投稿日:2012/04/20

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  • 夢を持ち続けること

    私が小学生だったころ、ベルリンの壁が崩壊した。
    遠い国の出来事を連日テレビで報道されるのをただなんとなく見ていた記憶がある。

    この絵本は、その「かべ」が崩壊するまでの作者の記憶である。
    物心ついたときから絵を描く事が好きだったけど、学校では好きなモチーフの絵は描けなくて、家の中だけで描いていた・・・など。

    日本に住んでいる私たちには経験のないこと。
    政治家たちへの不満も口にできる。
    好きな服を着て、好きな音楽を聴ける。
    生まれた時から、ある程度の自由が保証されて育った私には
    作者の境遇がどれほど厳しいものだったか・・・
    想像しがたい。

    ただ、常に心の中で夢を描き続けること。
    その執念にも似た想い。

    たぶん、今・・・
    私にはそれが足りないのかもしれないと自分を省みる。

    この絵本には小さい頃からの自身の境遇を淡々と受け止めて生きる
    作者の潔さのようなものが感じられて読んでいて息苦しくならない。
    おそらく、こういったテーマの場合、暴力模写や、憎しみが充満している場合が多く読んだあとに苦しくなるものが多い気がする。

    これは、人にも勧めやすい。
    息子のためにも絵本棚の端に置いておこうと思う。
    小学生になったら読む日がくるだろう。

    投稿日:2011/11/23

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  • 知らないことを知りながら

    ピーター・シスの自伝だそうです。

    「モーツアルトはおことわり」と同じ時期に読んだので、この絵本も私にいろいろと考えさせる機会をくれました。

    チェコの鉄のカーテンの時代のことはよく知りませんでしたが、この絵本は絵だけ追っていってもわかります。

    プラハの春と呼ばれた時代には、色が華やかであるのに対して、弾圧されていた時代には白と黒と赤のみだからです。

    戦後生まれの私には、父や母からその時代のことを聞く機会がありました。

    でも、今の息子の世代はこれからどうやってその時代のことを知っていくのか?ということを最近考えます。

    語り継いでいかなくてはいけない内容ではあるので、それはやはり親としても考えるところです。

    自分に描きたいものがあり、一度自由な世界を知ってまた弾圧があったら、私としてはどう生きるのだろうと考えました。

    自由のありがたさや平和のありがたみを感じられる国に住んでいるからこそ、やはり考え続けなくてはならないのだろうと。

    まだまだ考えは簡単にはまとまりませんが、これからも知らないことを知りながら考え続けていくのだと思います。

    投稿日:2011/01/20

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