感想を書こうと思って、出版社を確認した時、この本の中で一番驚きました。
「真宗大谷派宗務所出版部(東本願寺出版部)」なんて!!
キリスト教の出版社は見たことがありましたが、お寺でも、こういう絵本事業があったんですね〜。
ここを見てからお話を振り返ると、確かに見知らぬ通りすがりのお兄ちゃんが、ひどく親切でした。
今はこんな親切な通りすがりの人を見たら、ほとんどの人が、《誘拐犯》を疑ってしまいそうです。時代の流れって、怖いな〜と、感じました。
お話的には迷子の男の子の話なので、よくお父さんやお母さんとはぐくれてしまうお子さんなんかに読んであげて、《迷子になった時はこうしようね。なんて話してあげたらいいかもしれません。