「キッパーのおもちゃばこ」 みんなの声

絵とお話、どちらをとっても男の子でも女の子でも楽しめる絵本だと思います。

何度数えても数が合わないキッパー。娘もページをめくる度に一緒に数えて「あれぇ！？」と言ってました＾＾

難しいことは考えずに素直に楽しめる絵本なので、キッパーシリーズは親子で気に入っています。

何回も何回もキッパーが数を確認する姿がとってもかわいかったです！！子供はその姿を見て、とっても笑っていました。毎回数が違っているストーリーが子供をひきつけているのかなって思いました。絵もかわいいので、男の子も女の子も好きかも。

おもちゃを大切にするキッパーです。数を何度も数えるので楽しみながら数のお勉強になります。きっと絵本からお人形を数える時にキッパーと一緒に数を覚えられそうです。ねずみさんのキッパーのベットの中で、たくさんの赤ちゃんが生まれた時はびっくりしましたが、キッパーの怒らない態度も好感が持てました。ネズミの赤ちゃんがいっぱいの絵がとても愉快で微笑ましかったです。

我が家では、ストーリーだけでなく、全ページのどこにねずみが隠れているか探すのに必死です。
キッパーがベッドにみんなをつれていって、見張りをしているページでは、なかなか難しいですよ。
優しいキッパーが自分のベッドに寝かせてあげたのに、たくさん生まれた赤ちゃんにおもちゃ箱をぼろぼろにされるのはかわいそうですが・・・。

キッパーのおもちゃばこに穴があいてしまいました。おもちゃがなくならないか心配なキッパーは数えてみることにします。でもあれれ？数があわない。何度も数えているうちにお気に入りのくつしたぼうやが行方不明になって大騒ぎ。実は箱に穴をあけたのも、数があわないのもねずみ夫妻が原因と分かって一件落着。キッパーはネズミ夫妻を自分のベッドに招待しますが、子供が産まれてさあ大変。というお話。
数の勘定がこの絵本の主題ですかね。長男は数を数えられない頃はちょくちょく読んでくれとせがんでましたが、少し数がわかるようになってきたこの頃は残念ながらこの本に興味がなくなってしまったみたいです。
それにしても結末を見ると、いつもNHK教育番組の神田山陽さん風に「こういう時にはこの一言、『恩をあだで返す』」って連想してしまうんですが。