「しんとしずかな、ほん」 みんなの声

一日の中で、しーんと静かになる瞬間ってありますよね？そんな瞬間を、描いた絵本です。
静かさにも色々あって、ワクワクするようなものから、怒られてしーんとなるようなちょっと気まずいものまで。でも、思わず、分かる〜と感じるようなものが殆どでした。
静かな絵本なのでおやすみ前にいいですね。

しずかさには、いろいろあるもんですね。
こういういろいろな表現の仕方があるのだと知って、とてもおもしろかったです。
自分でも、いろいろ見つけてみたくなりました。
絵本の中に出てくるしずかさの中では、ぼうつきあめをなめている　しずかさのパージがとても可愛くて、我が家の娘たちの姿と重なって、おもしろかったです。
ぬいぐるみが動き出したかのような動物たちの絵も可愛らしくていいですね。

子供の日常で、静かになる時のことが、いろいろ紹介されている

絵本です。


　　　　「　家中で　最初に起きた人の

　　　　　　　　しんとした　　しずかさ」

　　　　　「ジャムサンドを　ひっくりかえしてしまったときの　　

　　　　　　　　しーん」

　　　　　「ないしょばなしをしているな　と　　おもうときの

　　　　　　　　きまずい　　しずかさ」

　　　　　「おむかえをまって　さいごのひとりになる　しずかさ」

　　仕草や動作に愛嬌があってかわいらしい絵です。

このお話は、色々な静かさを紹介してありました。物の静かさや、心の静かさ、色々な静かさをこの絵本を読んで知ることができて表現の素敵さみたいなものが伝わってきてよかったって思いました。子供も自分ありの静かさを言ったりして楽しんでいました。

静けさに包まれるシーンを集めた絵本。

表紙の可愛らしい絵に惹かれて手に取りました。
はっとした瞬間、落ち込んでいる瞬間、緊張する瞬間…
自分では思いつかないような、なるほど〜と思ってしまうシーンも多くありました。

お気に入りは『どきどきする　しずかさ』
動物と触れ合うことの少なかった私が、初めてペットを飼った時のことを思い出しました。

３年生・４年生の読み語りに持参しました。

朝から「しーん」はつまらないかな？と思ったら、
意外に　聴き入ってくれていました。
ところどころ、思い当たる「しずかさ」に、きっと心の中で
今うなずいてる！って伝わってきます。

いろんな「しずかさ」「しーん」があって、しんみりしたり
クスッとわらったり、じんわりしたり、ドキドキしたり、
聴き手はもしかしたら忙しかったかも！？（笑）

なんとなく、おとな向きの絵本かなぁ・・・と感じました。
とても懐かしい場面もあったり、日本にはない静かさだったりして楽しめました。
イラストがステキで、本の内容がイラストに助けられた感じにも思えます。私は好きな感じの絵本です。

色んな静かさがあるんですよね
絵に惹かれて借りてきましたが、動物たちの表情もなんか細かくて面白いです
子どもならではの感覚と、大人にしかわからないような「しずかさ」も出てくるので、「ムフフ・・」と含み笑いもしてしまいます
絵本が小さいので、親子で読むほうがお勧めですかね

「にぎやかな ほん！」の前に
この絵本だったのですね

この絵本で、イグアナがわかっちゃった！！

それにしても
いろいろな「静か」さがあるものです

絵の雰囲気がなんともいいんです

わかる〜と思うものと
へぇ〜と、思うものと

寝る前に、読むのもいいかもしれませんね

以前、江國 香織さんの「都の子」という本を読んだことがあるのですが
その本は、江國さんの好きだと感じるものなどが書き連ねられた本でした。
この本の訳も江國 香織さん。
そして、静かなものの羅列。
すこし似てるなと思いました。
原書はどんな文なのでしょうね。
きっそれをと表現するために無数にある言葉から選んでくるのだろうなと想像すると
訳の大切さとか、センスとかって、とても大事だなぁと思います。
で
この本は「静か」というものをいろんな角度から表現しています。
読み聞かせの導入部分に、静かへと導いていくために、どうでしょう。