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移動するものたち

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むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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しんせつなともだち」 みんなの声

しんせつなともだち 作:方 軼羣 (ふあん いーちゅん)
絵:村山 知義
訳:君島 久子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1987年01月
ISBN:9784834001327
評価スコア 4.48
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みんなの声 総数 111
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111件見つかりました

  • わかりあってる友達

    娘は「みんな、やさしいね〜」って言っていましたが
    この優しさがどんなに凄い優しさかってことがわかるには
    もう少し大きくなってからかなと思います。自分のことだけで精一杯の私にも考えさせられるお話でした。簡単にできることではないけれど、自分にも備わるようになればいいなあと思いました。

    投稿日:2007/06/06

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  • 心温まるお話

    他人を思いやる気持ちにあふれたストーリーは
    心が温かくなります。
    この本は、その暖かさが満載です。
    娘は動物ものの本として楽しんでいるようですが
    この暖かさがいつかわかる日が来ると信じています。
    だんなは「誰が置いていったかわからんものは、不安で食べられなくてたらいまわしかよー」などと貧しい心でつぶやきます・・・。

    投稿日:2007/04/16

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  • 息子にも影響

    • 番長さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳

    食べ物がなくなってしまったウサギは、寒い雪が降る中食べ物を探しに出かけます。
    二つ見つけたカブのうち一つだけは食べ、もう一つはロバの家へと持って行きます。
    そしてロバはヤギへ。ヤギはシカへ。シカはウサギへ。とカブが周り、最後にはウサギの元へと戻ってくるお話です。

    ここで重要なのが、みんながみんな『気づかい』からカブを持って行ってあげてる所です。
    文中に「ゆきが こんなにふって、とても さむい。ろばさんは、きっと たべものが ないでしょう。」とあります。

    自分が寒くて大変な想いをしても、誰かを『気づかう心』が自然と読む人にも伝わる、温かみに溢れたお話です。

    2歳の息子がお友達におもちゃを貸してあげれなくて喧嘩になる事がありましたが、「しんせつなウサギさんみたく、お友達に一つ貸してあげようか。」と声をかけると、絵本を思い出したのか、快く貸してあげれるようになりましたよ。

    投稿日:2007/04/07

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  • やさしさいっぱい

    • mdマミーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子3歳

    雪景色の表紙、そしてレトロで綺麗な絵が気に入り読んでみました。
    寒くてお腹が空いているはずの動物達が、自分よりお友達のことを思って美味しそうなカブを次々に届けていく・・・
    子供が大好きな繰り返しのフレーズ、紙面全体からあふれる温かさに、大人の心も癒されてホッと安心できる一冊です。
    字も大きめで読みやすいので、本を自分で読めるようになった頃のお子様にもオススメです。

    投稿日:2007/02/13

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  • こころ温まるお話

    食べ物の少ない冬に繰り返される動物たちの優しさ。繰り返しかぶが譲られますが、その繰り返しもとてもよかったです。3歳児の子どもたちの前で読んだところ、「もう一回!もう一回!」という声がもらえました。最初のウサギの優しさが、一人一人の動物たちの優しさによってまた返ってくるというこのお話には、寒い冬には特にこころを温められました。何回も読みたくなる一冊になりました。

    投稿日:2007/01/30

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  • 『みんな、かぶが好きなの?』

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     ささやかだけど、心をあったかくしてくれる。
    そんなお友達が、すてきに描かれています。
    それぞれの動物がワンポイントの小物を付けているところに、
    親しみを感じます

    このお話を読み聞かせた後、一人の子が、
    「ねえ。みんな、かぶがすきなの?」
    と、不思議そう・・・。
    訳を尋ねると、
    「わたし、お芋が好きだから、こやぎにお芋あげる!」
    との事。
    「動物たちもやさしいけど、○○ちゃんもすごくやさしいね!」
    と、妙に感激してしまった私です。
    子ども達はいろんな感覚で、
    絵本を捉えているんだなと改めて感じました。
    ひとつのかぶがめぐりめぐって、
    みんなの心を繋いでいく面白さは欠かせないけれど、
    この子のように、
    自分の好きなものをあげるという展開もありかな・・・と。
    ますます、子ども達がたくさんの絵本と出会える環境を、
    つくっていきたいと思った瞬間でした。

    投稿日:2007/01/24

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  • 友達の輪

    タイトル通りに、しんせつなともだちが次々と登場してくるお話しです。その親切が嬉しくて素直な気持ちになります。
    友達の輪についても知らず知らずのうちに、学ぶことができるのではないでしょうか。

    村山知義さんの絵はどのページにも“tom”とサインがしてあって、字体は同じだけれど色が違っています。私はそれが新鮮で面白い!とも感じています。

    投稿日:2007/01/19

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  • やさしさは伝わる

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    雪の中こうさぎが蕪を2つ見つけました。
    一つは食べて、もう一つはお友達のロバさんのところに。
    ロバは出かけていたので、そっと蕪を置いてきました。
    帰ってきたロバは蕪を見て・・。
    次々に登場する動物たちは、みんな他の友達のことを
    心配するというストーリー。
    途中からは展開がなんとなくわかってしまいますが、
    繰り返しがなんとも言えず心地いいのが不思議です。
    「しんせつなともだち」というタイトルながら、
    お互いが会話をしている訳ではありません。
    でも、しっかりとやさしさが伝わっていくのは素敵だなと思いました。
    1年生のクラスでの読み聞かせに選びました。
    「この本知ってる!蕪がグルグル回るんだよ!」という声が。
    その言葉に、蕪そのものをくるくる回す話しだと思ったらしく、
    読み終えると「そうか〜そういう意味かぁ」とニコニコして言っていた子が
    印象的でした。心がほっこり温かくなったようです。

    投稿日:2007/01/15

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  • 真心のリレー

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    こうさぎが、ドアを開けて外を見ています。外は一面の雪。食べる物がなくなったこうさぎは、食べ物を探しに出掛けていきました。少し行くと、雪の中にかぶを二つ見つけました。喜んで一つ食べ、一つは残しました。ろばさんのことが思い出されました。ろばさんはきっと食べ物がないでしょう。これを届けてあげましょう…。一つのかぶを、こうさぎはろばに届け、ろばはこやぎに届け、こやぎはこじかに届け、そしてこじかはこうさぎに届け。
    真っ白いかぶが次から次へと運ばれる様子に、心が温かくなりました。戻ってきたかぶを見て驚くこうさぎに思わずニンマリ。
    とあるおはなし会のパネルシアターで初めて出会いました。「ゆきがこんなにふって、とてもさむい。」のフレーズの繰り返しが心地良く耳の奥に残っています。さっそく図書館で借り、家で何度も読みました。暖かそうな家の中と、寒そうな雪の世界。描写の対照が見事です。君島久子さん(『王さまと九人のきょうだい』の訳者ですね)の訳された日本語はとても美しいです。ゆったりとした気持ちで言葉を噛み締めるように読んでいると、とても幸せな気持ちになりました。冬の読み聞かせに、また大人が自分で自分に読むのにも、オススメの一冊です。

    投稿日:2007/01/10

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  • 思いやりの心が伝わります

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    タイトルの通りこの物語に登場する動物は、親切な友達ばかりです。
    寒い冬、食べ物の少ない季節。
    いろんな動物が他の動物を心配して食べ物を届ける繰り返しの話です。
    読み終わった後の娘の一言『本当にみんなしんせつやなー!』と感心しておりました。
    動物達の思いやる気持ちが伝わったようです。
    寒い冬に心が暖かくなる一冊です。

    投稿日:2006/12/18

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