いつも一人ぼっちのからすのクローくん。
ある日電線にとまる小鳥たちに、小さな声で「こんにちは」。
そーっとそーっと近づいて行ったら、「わあーっ!こわいよう!」と離れたところへ逃げられて、「ぜんぶ、まっくろけ!」「なんだか へんな やつ!」「ともだちに なれそうにもないわ」といわれ、・・・。
“見た目”から他者への印象というのは、インプットされるものなんでしょうかねぇ。
このあとのクローの努力が涙ぐましいんです。
小鳥たちの勘違いからですが、ラストではお友だちになれて良かった〜。
だれかの まねなんかしても だめなんだよ、じぶんは じぶんで すてきなのさ。
という一文が心に残ります。
お友だちの“素敵”なところを羨むのではなく、自分の“素敵”を自信を持って見つけましょう。
そして、増やしましょう。
さらに、お友だちの“素敵”なところをもっともっと見つけましょう。
ひとりひとり、違う事が素晴らしい事。
という、メッセージと受け止めました。