「ぴょーぴょーくるかな」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

5歳と3歳の子供達に読みました。
1ページあたりの文章量が少ないので、3歳でも十分楽しめます。
最後の鳥の絵には惚れ惚れしてしまいます。

近くの森でも、毎朝キツツキに出会います。こちらから探さなくても、どこからともなく現れて、どんぐりの木をコンコンコンコンと突いては、また飛んでいきますが、指笛で「すてきなともだち」を呼ぶのも、なんだかわくわくして、楽しそうですね。娘も、すぐに指笛を真似して、フィーフィーと、息がもれるような音を出していました。「うごきたいけど　がまん　がまん。はやしのきになったつもりで　がまん　がまん」というところでは、真剣な顔そして、息を潜めています。森の散歩が益々楽しみになりました。

　アオゲラを指笛で呼んでいるおじさんに出会いました。そして、じっと待っているとアオゲラが飛んでくるのです。
　でも、この絵本の良い所は、呼ぶのは簡単だけどルールを守ろうと巻末に書いてある事です。繁殖時期など、鳥の生態を良く知り、ルールを教えてくれます。
　自然と接する事は、簡単なようで難しいものなんですね。