新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

猫山」 みんなの声

猫山 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1983年
ISBN:9784265909384
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,804
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

19件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  •  恐がりな息子には、小学生になってから読みました。
     表紙絵を見て、第一声が「コワッ!」

     「そんなでもないから〜」って、読み始めたら私の右肩に隠れてはじめ聞いていました。

     道に迷った三平が、たどり着いた先が化け物猫の屋敷。
     かつて飼っていた猫も、ここの大猫にさらわれて来たというあたりで、ははも寒気が。
     なんといっても、障子に映る猫ばばの影。
     包丁の切れ味を確かめるその姿は、迫力満点。

     おまけに猫ばばの汚い言葉遣いに、息子は恐ろしさマックスの表情。
     「やめようか?」というと、「大丈夫、続けて」と我慢の様子。

     三平の檄で、猫ばばに立ち向かう子猫たちの奮闘シーンも大迫力。
     
     ハッピーエンドで、安心したかと思ったら、「今日は一緒に寝てちょうだい」の一言で、久々添い寝をしました。
     
     滝平先生の絵の魅力満載の作品です。

    投稿日:2010/09/27

    参考になりました
    感謝
    4
  • 息子は平気

    私は子どもの頃、とても怖がりで、やまんばや鬼、地獄といった類の話は大嫌いでした。
    この絵本でネコババが鬼の姿に変わって、包丁を持っているページなんか、子どもの頃は絶対見れませんでした。

    ですが、息子はわかっていないのか、この類は案外平気のようで、こちらの絵本も平気な顔をして聞いていました。
    でも、さすがに寝る前に読み聞かせようかなとすると、息子は絶対にこの絵本は選ばないので、本当はちょっと怖いのかもしれません。

    投稿日:2024/01/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • リーダーシップ

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子30歳、男の子28歳

    斎藤隆介さん・滝平二郎さんコンビの創作民話。
    三平という釣り名人のエピソード。
    イワナ釣りに夢中になって暗くなり、山中で迷って出会ったのが猫屋敷。
    猫ババという表現が愉快です。
    もちろん、退治譚ですが、
    注目は、同じくとらえられていた猫たちを統率した、
    三平のリーダーシップ。
    釣り名人とイワナと猫という組み合わせもいいですね。
    猫とのご縁も見逃せません。

    投稿日:2024/01/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • ニャンコのおかげ

    初めて知ったお話です。

    魚釣りがとてもうまい三平が

    夢中になって魚を釣っていたら

    すっかりあたりが暗くなり

    山の中で発見した家を訪ねたのです。

    魚釣りをして迷子になったことを話すと

    なぜがその魚という言葉に反応し

    奥では大騒ぎ。

    たくさんの子供としらがのばあさんが

    奥にはいました。

    このおばあさんの絵を見た時、

    これは何かが起きるなと思いました。

    魚に反応した子供たち

    よく見たら猫みたいな姿勢でした。

    ここにいる子供たちは

    迷い猫や捨て猫だったのです。

    そしてあのおばあさんは、猫ばばでした。

    それを教えてくれたのは

    実は三平の家で飼っていた猫、

    ニャンコでした。

    昔話でおなじみの

    おばあさんが包丁を研ぐ陰が

    やっぱり怖いなと思いました。

    猫たちに攻撃されている猫ばばの顔も

    やっぱり怖いなと思いました。

    三平は魚釣りの名人なので

    みんな喜んでいました。

    投稿日:2023/03/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 迫力満点!

    怖い絵本が読みたくなって手に取りました。
    想像通り、迫力満点です。

    暗い山道を迷っているときのシーンでは主人公の不安な気持ちと絵がマッチしていて、自分が迷子になったときのことを思い出しました。

    遅くなるまで一人で遊んじゃだめだよ、ということを子供に教えるのに良さそうですが、怖がりの子供にはトラウマを与えてしまいそうなので、もう少し大きくなってから読み聞かせることにします。

    投稿日:2021/08/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 爽快!

    9歳長女が斎藤隆介さんの絵本を読みたいといったので、借りてきました。

    分厚い絵本で難しいのかなーと思ったのですが、読み終わった後は爽快感。

    猫ばばにやられてしまうかとハラハラしましたが、三平頑張りました。

    斎藤さんのお話は一見難しそうな感じがしますが、物語はとってもいいです。

    投稿日:2017/04/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • モチモチの木と花さき山しか読んでいなかった自分が

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    とても恥ずかしくなりました。まず、全てのページの切り絵が素晴らしい。切り絵の猫がこんなに可愛いなんて…!表紙はおどろおどろしいですが、絵本の中の猫ちゃんの可愛さといったらもう…!ストーリーもわかり易く痛快です!

    投稿日:2014/10/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 勇気があれば!

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    斎藤隆介さんのお話に、滝平二郎さんの素敵な切りえが、どの作品を読んでも素敵です。

    特に、このお話にも出てきますが、夜の描写がすごくいい。
    夜の深い闇に、おにばば。
    ぞくぞくします。

    斎藤隆介さんのおはなしにしては、一貫して明るい雰囲気のお話で、最後にねこのおばけをやっつけるところなど、気分がスカッとしました。

    そんなに怖くないので、小学校低学年の女の子でも読めるんじゃないかな。

    投稿日:2013/09/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 三平になりました

    斎藤隆介さんと滝平二郎さんのこのシリーズ。
    黒を基調とした挿絵は大人っぽく、なんとなく怖い
    雰囲気もあります。小さかった頃、私はこういう雰囲気の
    絵本は苦手でした。
    けれど、大人になった今、とっても心に響いてくるのです。
    大人になってよかったなあって思います。
    娘はまだほんの5歳ですが、私と違って(もしかしたら
    私や夫が読んであげるから・・安心感があるのかもしれませんが)
    このシリーズがかなり好きです。

    この絵本も、恐ろしい猫ばばが登場するのでどうなっちゃうの
    かなあ、怖いなあと震えるようにしてふたりで読みましたが、
    素敵な終わり方でよかった。
    私も娘も猫が大好きなので本当によかったって思いました。
    三平が大声で叫ぶ場面では、私も三平になりきって、力を
    込めて叫びました。
    夜、眠る前に何冊か絵本を読むことにしていて、娘と私がそれぞれ
    選んだ絵本の「読み順」を娘が決めています。その時その時に
    一番いいなと思った絵本を最後にするのが娘流ですが、昨晩は
    この絵本を最後に読むことになりました(「もいっかい!」も
    出ました)。

    投稿日:2012/07/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 怖面白い痛快な話!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    斎藤隆介さんと滝平二郎さんのコラボ絵本の1冊です。
    「モチモチの木」や「花さき山」などが有名ですが、この絵本はそれらとは違い、落語みたいな笑いがあって、昔話みたいな心地いいリズムがあって素敵な作品でした。
    滝平さんの絵は、もちろん素晴らしいのですが、この話は絵本で読み聞かせするより、お話を覚えて語ってあげた方が、子どもたちの心に強く残りそうな気がしました。
    化け猫とか出てくるし!(子どもたちは”怖い話”が大好き!)
    主人公の三平が少年なので、3,4歳くらいのお子さんから幅広く中高生くらいまで、楽しく聞けると思います。
    私自身、この話は練習して子どもたちに読み聞かせとかしてみたいです。

    投稿日:2011/11/03

    参考になりました
    感謝
    0

19件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

こんとあき / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.7)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット