「トラ トラ トラクター」 ママの声

二歳前に読んだときは無反応でしたが
二歳1か月の現在はお気に入りの一冊です。
息子はピーポーピーポー（救急車）
ファンファンファン（パトカー〉
ウーカンカン（消防車）
ザザザ（ブルドーザー）
のように、音でその車を表現します。

ある日、ジャンジャンジャンと言っているので
何かと思ったら、まさに、この本！
トラクターの走る音です。
台車が連結されました、というと、ガッチャーンと
自分で声に出します！

親子の大切な一冊です。

5歳と1歳の男の子兄弟に読みました。
本当なら、次男が好きそうかな〜と思って選んだのですが
意外に、中身は本格的で、
5歳の長男の方がしっかり楽しんでました。

長距離輸送をするトラクターは、高速道路でも、他のトラックに追い越されてしまうくらいゆっくり運転です。
「トララ　トララ」と走る音は軽快ですが、
重い貨物も運べるくらい、力持ちなんです。
港まで行って、自動車の部品を、自動車工場まで運ぶ仕事をします。

これまで、全部ひっくるめて「トラック」と呼んでいたけど、
トラクターには、その力を活かした働きがあるんですね。
大人も知らないことが多く、勉強になりました。

はたらくくるま好きの息子のために、ありとあらゆるクルマ絵本を探しては図書館で借りています。
こちらは久々にリアルな感じのイラストを楽しみました。

ガントリークレーンやストラドルキャリアなど、聞いたとのないのりものも登場して興味深く拝見しました。

もっと関根さんの描いたものを読みたい！と思ったのですが、裏の紹介によると２０１１年に亡くなられたとのこと。
もっともっと見たかったなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。

図書館で見つけてきました。
ソフトカバー絵本でなくハードカバーでしたが、中身は同じなのでこちらに感想を残します。
まず、車の効果音が楽しくて

「トラトラトララ」

と読みながら面白くて、親子で顔を見合わせてふふっと笑いつつ進めました。

トラクターという、なかなか絵本では登場の少ない（日常でもそう御目にかからない）乗り物が題材で新鮮でした。

トラクターが主役の絵本なので、とても興味を
もって読みました！！
他にも知らなかったのりものが出てきたりして、
とても勉強になりました！！
働く車に、とっても興味をもつことができたので、
他にもいろいろ読んでみたいと思います。
というわけで、娘よりも、私がはまってしまいました・・・。

この本の題名の「トラトラトラクター」という言い回しがとっても気に入って、何回も言ってました。この本を読んでいて、うちの子にトラックとトラクターの違いを聞かれてちょっと返答に困ってしまいました。勉強しておかなくては・・・。

子どもの頃から、頭でっかちのトラック（本当の名前はトラクター）を見かけると、「不思議な形だなあ。。でもバランス悪いから倒れたりしないかな。。」と思っていました。

この絵本の作者小風さんも、この不思議な乗り物に興味を持っていたそうです。
小風さんいわく「全速力のタンス」だそうです。
それに、「急ブレーキをかけたとたん、つんのめるのでは」と心配していたそうです。

そんなトラクターがどんな役割をするのかよく分かる絵本です。
絵もスピード感があって読み応えがあります。
クラスの読み聞かせにも向いていると思いました。