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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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じょうろさん」 みんなの声

じょうろさん 作・絵:おおのやよい
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2011年05月
ISBN:9784033322308
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,599
みんなの声 総数 18
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  • 小学校の読み聞かせに

    • はんせさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    絵のタッチはやわらかく、子どもたちも興味を持って聞いてくれました。みみずくんがとても良い働きをしてくれて、ハッピーエンド。良かったです。ぽつんと置かれたじょうろさんが少し小さかったので、後ろの席の子には見えなかったかもしれませんが…。

    投稿日:2023/03/09

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  • こんな庭が欲しい

    みっちゃんのお庭で、ずっと働いてきたじょうろさん。
    眼鏡をかけて、白いひげを生やしたおじいさんです。
    庭の花や木や植木鉢とも、仲良し。

    ある日、じょうろさんのお尻に穴が開いてしまいます。
    新しいじょうろもやってきて、じょうろさんは働けなくなったことを悲しみます。

    でも…?

    図鑑で調べられるほど、細かく美しく描かれた花や木は、眺めているだけで穏やかな気持ちになります。

    植木鉢などの道具の描写も同じで、じょうろさんは、多分ブリキ製のじょうろ。新しくきたじょうろ(くん?)は、多分、樹脂製というところも、リアルだなぁと思いました。

    ゆっくり、丁寧に、あたたかい本でした。

    プレゼントにも、お勧めです。

    投稿日:2021/05/17

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  • ひとつのものを長く大切に

    長く働いてきた、じょうろさん。
    でも、穴があいてジョーロとしては使えなくなり、ジョーロは買い換えに。
    ずっと庭のすみに放置されていたじょうろさんでしたが、ジョーロ以外の用途で、また使われることになったジョーロさん。
    子供たちには、ひとつのものを長く大切に使う、そんなことを感じとってほしい絵本ですね。

    投稿日:2021/04/22

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  • みんな優しい

    主人公のじょうろさんは、ある家でずっと働いてきました。
    掃除の後の水まき、ぽちという犬の水遊び、それから植木鉢のお花に水やり。
    そういう風に何年も何年も働いて、みんなに尽くしてきました。

    でも、最近少しおかしいのです。
    じょうろの底に穴が開いて、水を漏らすようになったのです。

    それに気付いたお母さんは、新しいじょうろを買ってきて、じょうろさんが今までやってきたことを新しいじょうろにさせるようになりました。

    それからのじょうろさんは、りんごの木の下におかれたまま。
    木のはっぱがじょうろの中に次々と入ってきたけれど、そのまま放っておかれました。
    そんなある日、ミミズがじょうろさんの中に入って過ごし始めました。

    小さな出会いからの大きな幸福。
    みんなに優しくしてきたじょうろさんは、やっぱり幸せになれたのです。


    柔らかな文章と優しいイラストで、この絵本を読む人たちを穏やかな気持ちにしてくれます。
    幼稚園や保育園に通うくらいのお子さんから小学校中学年くらいのお子さんに、喜ばれるのではないかと思います。

    投稿日:2020/12/02

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  • 多くの方がおすすめしてらしたので読みましたが、私はあまり良い印象は受けませんでした。

    古くなったじょうろさんは庭の片隅に放置され誰もふりむいてくれない。
    でも、やがてじょうろさんの中に入っていた土から芽が出てじょうろさんは植木鉢として再利用される…

    この絵本は高齢者を擬人化していると思うのですが、これではまるで年寄りは役に立たないことが前提で話が進んでいるのでは??

    じょうろさんは長いことこのおうちの庭にいたから、この庭のことは何でも知ってる、という感じにしたほうがよかったのではないでしょうか。

    そして、自分の老いに気づき、老いを前向きに捉えて自ら植木鉢になろうと取り組む姿が見たかったです。

    私は孫がいますが、孫からこんな風に思われるのはちょっとつらいです。

    投稿日:2020/09/20

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  • 物を大事にすること

    水やりに活躍していたじょうろさん。
    だんだん、穴があいて、水がもるようになり、使われなくなります。
    ものの気持ちがせつないです。
    物を大事にする心を育てるのにとてもよい絵本だと思います。
    じょうろという、普段つかっている物なので、とても身近に感じました。
    また、たとえ壊れてしまったとしても、考え方によって、物は蘇って活躍することを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2018/04/09

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  • 存在の意義

    ベテランの寂しさ、侘しさを感じる絵本です。

    めがねを浅くかけたじょーろさんは

    長い間愛されてたんでしょうね。

    じょーろさんは、役割とは違う形で存在することになり

    見てて、少し寂しいなと思いました。

    ジョーロは、本来草花に水をあげる役割ですが、

    忘れられて違う役割をもったとき、

    別のことで役に立ってました。

    それで存在しているからよかったですが、

    これで放ったらかしなら悲しいですね。

    最後までみんなに役立つじょーろさんだと

    思いました。

    投稿日:2016/05/10

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  • ものの気持ち

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    あらゆるものが安易に手に入るこの時代に
    物を大事に使うということを少し忘れがちなことに
    気づかされる絵本です。

    壊れたじょうろの気持ちに思いをはせるなんて
    すてきな絵本だなと思います。
    おじいさんという設定もなんとも切なくて
    じょうろなのに穴あいちゃって
    じゃあどうしたらいいの??と心配しながら読み進めました。

    エンディングは思ってもいない展開で
    良かったと胸をなでおろしました。

    自分とかかわるすべてのものへの
    感謝と愛情をもう一度見直すいいきっかけになります

    投稿日:2013/11/20

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  • うれしい出合い

    やさしくてかわいらしいイラストに惹かれて、6歳の次女と一緒に読みました。
    みっちゃんのおうちの庭で、植木鉢のお花に水をあげたりと毎日大活躍の「じょうろさん」。でも、そんなある日、じょうろさんに穴があいてしまって・・・一緒に読んでいた娘はその様子を見て、とても心配そうにしていました。でもラストにはこわれたじょうろさんにもちゃんとした役割が与えられて、温かい気持ちになります。
    じょうろさんやその他の登場人物の表情もかわいくて素敵なのですが、なにより素敵なのが、庭の草木の美しさ。植物の生き生きとした雰囲気にうっとりです。作者がガーデナーであると知って納得しました。
    「おおのやよい」さんという名前に聞き覚えがあったのですが、「あ、『夏のクリスマスローズ』を書いた人だ!」と思い出しました。この本は、美しい植物のイラストが素敵なエッセイで、大好きな本なのです。絵本も書いていらっしゃるとは知らなかったので、とてもうれしい出合いでした。

    投稿日:2013/09/15

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  • 使い道を変えてみれば……

    穴のあいてしまったじょうろのおじいちゃん。
    今までは、花に水をあげたり、犬と水遊びしたりするのが生きがいでしたが、それもできなくなってしまいました。
    新しいじょうろを買われて、すっかり忘れられてしまったおじいちゃんじょうろ…
    でも、じょうろを植木鉢にするという素敵なリサイクルを思いついたおかげで、また身近で植物が育つところを見ることができるようになりました。
    とても優しい気持ちになれる絵本です。

    投稿日:2013/09/01

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