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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

かえるをのんだととさん」 パパの声

かえるをのんだととさん 作:日野 十成
絵:斉藤 隆夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2008年01月
ISBN:9784834023053
評価スコア 4.84
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  • 読み聞かせで大うけ 〜 パパにお薦め

    小学校昼休みの読み聞かせで、場外大ホームランを打ったような感触の絵本です。
    食後の読み聞かせなので、内容にはちょっと不安があったのですが、知っているこが多くみんなが前に集まってきたところで読み聞かせ開始。
    お腹の痛いのは中に虫がいるからだって。和尚さんの言葉に従って、カエルをのみ、ヘビをのみ、キジ、猟師、オニと次々と呑み込んでしまうととさん。
    始めての子どもは目が点、知っている子は次の展開がワクワク。
    おしょうさんがまめをなげるときには、「オニは〜外」の大声援、(「福は〜内」のおまけ付き)。
    最後に拍手をもらって、すっかり満足した私です。

    この絵本、ととさん、かかさん、和尚さんのキャラクターが面白い。口調を使い分けるにしても、パターン化されているのでメリハリがつけやすい。
    おもいきり苦しそうなととさん。
    何があっても「おしょうさまにききなされ」ときっぱりしたかかさん。かかさんは、出てくるたびにいろいろな家事をしている働き者です。
    和尚さんは、とてもひょうきんもの。ととさんにアドバイスするたびに滑稽なポーズ。(読み聞かせの後、子どもたちが集まって和尚さんのポーズをチェックしてくれました)

    多少の気味悪さをがまんして、オニに食べられてしまった猟師には申し訳ないが、おもいきりはじける絵本です。
    お父さんの読み聞かせに最高です。

    投稿日:2010/02/20

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    5
  • レベルの高い昔話

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    再話とあったので調べてみると、「まわりもちの運命」という昔話が出典のようです。
    これは、ぼうふらを飲んだ男が具合が悪くなり、金魚、鳥、鳥刺しと食べていくお話で、日本各地の伝承しているもの。
    今回のお話は、新潟県の「段々飲み」があらすじが同一です。
    また、1975年に「のみこみとっつぁ」文/寺村輝夫文、絵/梅田俊作であかね書房より出版されておりましたが、絶版のようです。

    昔話にはいろいろなパターンがありますが、これは笑える話の部類です。
    物語は、ある日、ととさんのお腹が痛くなり、かかさんにどうしたら良いか聞くシーンから始まります。
    ととさん=パパ、かかさん=ママ
    かかさんは、「お寺の和尚さんに聞いてみなさるといい」と言うので、ととさんは、相談に行きます。
    この時代、和尚さんというのが一番の身近な博学だったのでしょう。
    和尚さんは「腹の中に虫がおるせいじゃ。
    カエルを 飲むと いいぞ」
    とアドバイスします。
    確かに、その回答は正しい側面もありますが、腹の中という想定からすると?のもの。
    それから、どんどん話はエスカレート。
    虫→カエル→ヘビ→キジ→猟師と、食物連鎖を見るような展開です。
    最後は、鬼。
    ここまで来るとあり得ない話で、結末も、これが面白い。

    あり得ない話で、しかも、話の繰り返しというのは、子供が普遍的に好む物語なので、高い評価に繋がっているのでしょう。
    絵は実に味わい深いもので、それぞれのキャラクターの描き方が秀逸です。
    かかさんは、いつも働いているし、和尚は以外にひょうきんだし、ととさんなんて、まるでウワバミを彷彿させるもの。
    様々な側面から見ても、レベルが高い作品です。
    昔話は、それ程年齢を問わず楽しめるので、この作品も幼稚園〜小学校中学年あたりまでが、適齢かと思います。

    投稿日:2011/08/13

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    2
  • 食物連鎖

    食物連鎖の話が、胃の中が舞台になってる。面白い発想ですね。こんなんが日本昔話であるとは…初めて聞く話しやし、なんとなく現代の創作って感じがしたんですが。ちゃうんですね。息子はちょい怖がってたけど、で、その後あまり読みたがらへんけど、やっぱり男の子やからね。カエルとかヘビとかオニとか乗り越えて欲しいし。鍛える意味で読んでます。これを笑えるくらい肝っ玉がでかならんとアカンよ。

    投稿日:2009/06/23

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    2
  • 節分の絵本

    • キースパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子3歳、女の子1歳

    自分も節分とはどういうことなのかよく理解せぬまま大人になり。。。この絵本を読んで、新潟にはそんな言い伝えがあるのかとしみじみ感じ入りました。
    聞いて笑える昔話、節分の時期だけでなく、普段から読んであげたくなる絵本です。

    投稿日:2014/04/14

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  • ちょっと残酷

    小1の息子に読んだ本です。

    日本昔話らしい
    少々残酷、不気味な内容です。

    独特な世界観で絵も、とてもマッチしており楽しめましたが、
    エンドレスに続く話の内容は読む方としては難ありです。

    絵を見て楽しむといった感じでしょうか。

    投稿日:2012/06/17

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  • とんでもない話

     昔話には、面白い笑い話がありますが、この絵本もとんでもない昔話です。

     ととさんのお腹が痛くなり、和尚さんに相談すると、「お腹に虫がいるせいだから、蛙をのむといい」と言われ、和尚さんのアドバイスで蛙、蛇、キジと次々に食べていくのですが、なかなか直らない。とういうお話です。
     最後に和尚さんの知恵で解決するのですが、最後の鬼が逃げ出す場面がとても息子に受けていました。

     昔話には、よく風刺が紛れ込んでいるのですが、当時村の知識人であるはずの和尚さんが、理屈ばかりで、実際には役に立たない事を皮肉っているのかなとも思いました。(和尚さんが、真顔で答えるところが、おかしい!)

     それにしても、奇想天外で、読み聞かせにとてもよい絵本だと思います。

    投稿日:2011/06/06

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  • 節分の季節にオススメ

    絵の雰囲気も好みだし、ブラックなストーリーもなかなか!
    鬼が主役とか悪役として描かれているわけではないけど、
    節分の季節にオススメです。

    ところで、ととさんに飲み込まれた猟師・・。
    腹の中でさらっと鬼にも食われ・・・。
    彼のことがかわいそうでしようがない・・。

    投稿日:2009/11/20

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