表紙を見て、これは!と思い手に取りました。
子供にも読んであげようと図書館で借りてきたのですが、まずは、私が読んでみようと、読み出したとたん、ウルウル・・・と涙が。
話は、昭和の子供っていう感じです。今の時代、近所のおじいちゃんが子供を怒る姿も、怖いと恐れられるおとなも、カブトムシを見つけて夢中で木登りをする少年も見かける事はありません。
だからこそ、懐かしい、うらやましい気持ちになりました。
我が家の息子たちも、これぐらいたくましい男の子に育ってほしいものです。今の時代彼らのように友達を思いやる、助けに行くという経験はできるのだろうかと、考えさせられました。
せめて絵本の中だけでも、「ええときだけのともだちとちがう」一緒に怒られようと決心できる気持ちを感じてもらえたらいいな。と思います。
小学生ぐらいになったら、もう一度読ませてあげたいなと思います。