「ピーターのてがみ」 みんなの声

息子が女の子にお手紙を書いていたらどうしましょう。

このお母さんのように、必要なことだけで
余計なことを聞いたり、ニヤニヤしたりしないように
しないと、と思いました。

男の子って、案外繊細だし、
一生懸命な気持ちを傷つけないようにしたいと、
ピーターの姿を見ながら、痛感しました。

自分の誕生日にエイミーをよびたいピーター。招待するお手紙をだすことにしたのですが……。てがみの行く末とともに、ピーターのエイミーにたいする気持ちが鮮やかに描かれていて、この歳の頃の少年の心情がよく伝わってきました。また、ピーターの気持ちが現われたような絵も、素敵でした。

ピーターは誕生会にエイミーを呼びたいと思い、招待状を書きます。
手紙を書きなれていないのも含めて微笑ましい。
うちの子は年中さん。まだまだ男女がいっしょで照れるとかそういった感は全くありません。ピーターが『ぼくのたんじょうかいにおんなのこがきてると、おとこのこたちはどういうかなあ？』と考えるところはまだピンとこなかったかも。
ろうそくを数えるとピーターは七歳になったところ。うんうんそのころはまさに男女をちょっと意識し始めるときなんだろうなー。
４歳でも楽しめましたが、そこらへんの男女が云々は小学生になってからのほうが共感できそうです。

このお話は、自分の誕生会に女の子に来てほしかった男の子がその女の子に手紙を出すお話でした。でも、その手紙を出す途中で手紙が飛んで行ってしまって、女の子に拾われてばれそうになりました。その時とった男の子の態度か悪くて女の子は泣いて行っちゃうのですが、女の子は誕生会にちゃんと来てくれました！！男の子の心のドギマギが伝わってきてとってもかわいいな〜って思いました。

表紙の黄色いレインコートを見て、雨の日に読むのにぴったりだなと思い、５歳の息子と読みました。
自分の誕生会に好きな女の子を呼びたいピーターが、一生懸命招待状を書いて、雨の日にポストに向かいます。
ちょっと不器用でシャイなピーターの気持ちがよくわかる。女の子が誕生会に来てくれて私もホッとしました。
ラストのピーターの願い事が気になります。

ピーターのいすがとっても良かったので
こちらも気になって借りてきました。

今回は好きな？女のこに自分の誕生日パーティに
来て欲しいと手紙を書きます。

が、日時を忘れていたりするところが
可愛いピーター

その手紙が出す前に女の子にみつかりそうになって
あらら大変！

でも無事来てくれるんですが
最後のお願い事何だったのかな？と気になります。

４歳次女に読みました。「ピーターのいす」のすぐ後に読んだので、「さっき出てきた男の子や」とすぐにわかっていました。

このピーターは「ピーターのいす」のころより、ちょっと大きくなった感じです。女の子のお友達にお手紙を書いて、風に飛ばされた手紙を追ってるうちにその女の子に出会うのですが、女の子に取られまいとするピーター。きっと好きなんだろうなーと。

最後の誕生日パーティのところはほっとしました。

表紙の絵が暗いので息子は最初読みたがりませんでしたが
読んでみると気に入ったようです。
好きな子へ手紙を出すときの緊張感。
日時を書き忘れたり切手を忘れたり
雨なのにカッパを忘れたり
そういう細かい部分も描かれてあって
キーツという作者のすごさをかんじました。
無駄な文なんてありません。
どれも子どもの心情をよく描いてあります。
最後の照れている顔がまたいいです。

この絵本を読んで子供の誕生日会を家でしたことを懐かしく思い出しました。とても賑やかに、一階に行ったり二階に行ったりして大勢の子供達で賑やかだった我が家が楽しかった日々を過ごしていたなあって思いました。ピーターがエイミーを招待したい気持ちを母親が理解者だった
親子関係が素晴しいなあって思いました。なんだか忘れていた気持ちに触れてピーターのようにドキドキしてしまいました。久しぶりにピーターの気持ちに寄り添った自分が嬉しかったです！

初めて自分の誕生日に女の子のエイミーを招待しようと思ったピーター。
特別のことだからと、女の子に初めて手紙を書いたピーター。
手紙をポストに入れるまでのハラハラドキドキがとても可愛く描かれています。
エイミーの家のそばを通ります。
（そばに住んでいる子だけれど、やっぱり特別だから手紙を出すのです）
手紙が風に飛ばされました。
追いかけていったら、出会ったエイミーも手紙を追いかけて、二人はぶつかってしまいました。
こんな時、ピーターはエイミーに手紙を見られないようにと、転んだエイミーよりも手紙を追いかけてしまいました。
（特別のことだから、ここで知られてはいけないのです）
泣いて走って行ってしまったエイミー。
（ハートブレイク）
エイミーが誕生会に現れた時のピーターは天にも昇るような気持だったのでしょうね。
エイミーが連れてきたオウム。
手紙を出すときに、通りがかったエイミーの家の窓辺で見かけたオウムです。
（応援してくれる魔法があったのかな？）
ケーキのローソクを吹き消すときの願い事。
きっと素晴らしい思い出になるのでしょう。