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万里の長城」 パパの声

万里の長城 作:加古 里子
絵:加古 里子 常 嘉煌
出版社:福音館書店
税込価格:\1,870
発行日:2011年06月08日
ISBN:9784834026528
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,786
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  • 一度手にとって欲しい作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    加古里子さんと言えば、「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」「はははのはなし」等のベストセラーでつとに知られています。
    加古さんは、何と御年85歳。
    緑内障の手術を繰り返し、見える右目だけで描かれています。
    視野が狭く、腰痛も抱えているのに、加古さんの旺盛な知的好奇心は衰えを知らないのです。
    その加古さんの構想30年、製作5年の作品ですから、外れのはずがありません。

    物語は、読み手も「長城探検隊」の一人となって、万里の長城を探索しましょうという言葉で始まります。
    万里の長城のみを描いていると思いきや、さにあらず。
    地球の生誕から描いているのです。
    万里の長城とは何か?
    どうして2000年も前に構築する必要があったのか?
    遊牧民族と農耕民族の関係と長城との関わりは?
    等、今に至るまでの歴史が分かりやすく紐解かれています。

    他の民族との共存とは?地域紛争の解決策とは?
    と言ったことまで踏み込んでいて、読み手に深く考えさせる作品でもあると思います。

    小学校高学年からとありますが、大人まで充分に堪能できるもので、一種の辞典として活用できる水準の高さです。
    しかも定価が1700円+税というのは、この内容からしたら安過ぎです。
    一家に一冊あっても良いと思えるお勧めの作品。
    「せいめいの歴史」に匹敵するのではないかと思える出来栄えだと思います。

    投稿日:2011/07/18

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