本屋で見かけ、白地に水色の表紙が涼しげだったので、手に取って読んでみました。
水にまつわる擬音語ってこんなにあるんですね。
一粒の水が落ちる音、続けて落ちる音、大量に落ちる音、また落ちた先の状態によって
これまた変わってくる音。
日本に生まれ育って、日本語が母国語の人にとっては、この絵本の絵と音がぴったりくる
ことでしょう。作者:新井洋行さんの空間と水しか描いていない、マックスなシンプルさ
がとても効果的だと思いました。
私の後にも、ベビーカーを押したママさんが手にとって見ていました。やはり惹かれる
ものがあるのでしょうね。対象年齢が0・1歳からというのが頷けます。
こういう絵本のお蔭で日本語らしい擬音語って実体験でなくても習得できるんだなと
思いました。私としては、日本語を勉強している外国人の方にもプレゼントしたいなと
思わされた絵本でした。是非、お手にとってみてください。