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カマキリくん自信を持っておすすめしたい みんなの声

カマキリくん 作:タダ サトシ
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2002年
ISBN:9784772101639
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,255
みんなの声 総数 33
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 虫との遊び方

    昆虫に興味が出てきた息子へ読みました。
    タダサトシさんの絵本はとにかくデッサンがすばらしい。
    デフォルメされてるのに、きっちり描いてあります。

    カマキリくんと遊びたいこんちゃん。
    家に連れて帰って遊んでいるうち、カマキリくん、ぐったり(笑)
    元気がないからバッタたちの虫かごへ入れてあげて眠ることに。

    翌朝、カマキリくんは元気でしたが、他の昆虫の姿が・・・
    「こんなひどいことをするなんて」とこんちゃんは泣きます。

    でも、こんちゃんは気づく。
    カマキリくんは生きた虫を食べて生きること。
    そして、それを見守ることができないこと。。。

    「また、遊ぼうね」とはらっぱに還してお話は終わります。

    虫や縁日で買ったきんぎょなど。
    小さな生き物を安易に飼ってしまい、死なせてしまったり、飼えなかった経験は誰にでもある記憶だと思います。

    それを子ども自身が経験し気づき、どうすれば一番いいか答えを出していく絵本です。

    きっと虫を連れて帰ってくることが息子にもあるでしょうが「どうせ世話しないんだからダメ」なーんて言うのはもったいないぞと思わせてくれました。

    ついつい世話をしてしまいがちな大人が一切登場しないのも魅力的です。
    きっと男の子は好きなんじゃないかな〜

    投稿日:2011/02/10

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  • これぞ、夏の日の男の子の姿

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、女の子5歳

    オニヤンマ、とのさまバッタ、カマキリにチョウチョ、昆虫大好きな息子が追いかける昆虫特集で、主人公の男の子がまんま我が子!
    ただ、昆虫が大好きなのにカマキリをバッタと一緒にしておくと食べるというのを知らなかった男の子に、「なんで図鑑で調べとかへんのやろ」とつぶやいていました。
    カマキリのために毎日のようにバッタを捕まえに行った夏を思い出し、次の夏を楽しみにしていました。

    投稿日:2018/03/10

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  • 息子大興奮!

    息子が2、3歳の頃
    異様にタダヒロシさんの作品が大好きで
    (ねずみさんのながいパンなど)
    4歳になった今、虫好き、とくにカマキリ好きで
    この絵本を手にとり、、
    タダサトシ。。。もしや?もしや?
    ビンゴ!
    おやこーーー!!
    私のほうが興奮してしまいました。
    ナビのインタビュー記事を読んで!
    あれ、おもしろかったです〜!
    親子で絵本作家ってすごくない!?
    小さい頃の工作、上手すぎん!?さすが!!
    (この感想と関係なくてすみません)
    、、、でカマキリくんの息子の反応。
    ドハマリ。
    何故かって。
    息子も工作大好きだから。。!
    工作とカマキリ
    大好きなものが二つ融合されて、興奮もすごいもの。
    お昼寝前に読んですぐ
    カマキリを作らななりません!となったんですが
    なんとか言い聞かせ
    (泣きながら絵本の工作ページを開いてにぎりしめたまま寝ました)
    昼寝から起きて
    絶対つくる!!とうるさい、うるさい。
    でも所詮4歳ですから。。。はい、私が作りました。
    絵本の工作をみようみまねで、、、
    トノサマバッタとカマキリとオニヤンマ
    そして草と茎とはっぱ。。。そのままに再現
    大満足の息子でした

    投稿日:2015/10/06

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  • 虫がだいすきな こんちゃんは虫取りに

    オニヤンマ・トノサマバッタににげられ
    見つけた カマキリ
       
    カマキリの顔、 すごい迫力に ドキッとしました
    こんちゃんはつかまえようとして かまれます「いたいっ!」

    カマキリって すごく強い意志を持っているんですね。
    私もカマキリをさわろうとして 釜を振り上げられて 驚いたことを思い出します(カマキリはこわかったな〜)

    こんちゃんは カマキリと友達になりたいと思って接するのです
    そしたら カマキリが こんちゃんの腕に こんちゃんは 優しい子ですね〜  
    紙でカマキリを作るのです すごい観察力と器用さ こどもの集中力に頭が下がります

    カマキリくんのふしぎそうな顔  笑えますねえ

    こんちゃんの虫好き いろんな物を作って遊びます 遊びすぎて・・・
    元気のないカマキリは、 夜の間に、虫かごにいた バッタを食べたのです。 涙するこんちゃん

    こんちゃんは この時はじめて カマキリが生きた虫を食べることをしるのです
    この経験は こんちゃんを成長させることでしょう

    カマキリを 草むらにはなしてあげます

    生き物は命を食べて 生きている   
    こんちゃんは、これから、大きくなって もっともっと 生き物の命を 知ることでしょう

    カマキリから教えてもらった 命
      
    じーんときました  こんちゃんのひたむきさに!

    投稿日:2013/07/20

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  • 観察力に焦点

    3〜5歳児に読みました
    子どもたちは「むし」が大好き
    カマキリも興味がありますが実際に捕まえたことある子どもはいなかったようです
    こんちゃんが「むし」と一緒に遊ぶという発想は、アリが一番子どもには身近かもしれません
    なので、カマキリを電車や飛行機にのせて遊ぶ、こんちゃんを口をあけて見つめる子どもたち・・・・
    「こんなふうにあそぶんだ〜」みたいな・・・
    でも元気のないカマキリくんが夜バッタと同じ入れ物の中での出来事はセリフもなく、子どもたちの観察力に焦点がおかれます
    じ〜っと絵本を見つめる、「あっ!」カマキリくんが何をしているのかわかって声を出す子どももいます
    読み終えた時は子どもたちも、こんちゃんに共感したようです
    余談ですがこんちゃんの工作能力はかなり高く、子どもたちに好評でした
    年齢幅のある子どもたちの読み聞かせにお勧めです

    投稿日:2013/07/03

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  • ぼくのきもち むしのきもち

    タダさんといえば、虫たちをうまく擬人化したお話が多いですが、このお話は、カマキリを本来のままに描いています。

    虫が大好きな男の子。新しく家に持ち帰ったカマキリ。
    バッタと同じケースに入れると、カマキリは、バッタを食べてしまいました。
    大ショックの男の子。
    でも、カマキリとは本来そういう生き物なんだってことに気づいて、自然にかえしてあげます。

    どのシーンも、男の子が本当に虫が大好きな気持ちが、ひしひしと伝わってきました。
    そして、カマキリって、どんな生き物なのかもよくわかりました。

    虫を愛する人、タダサトシさん。
    今回も、虫への愛情に溢れた作品でした!

    投稿日:2012/12/10

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  • 器用だな〜。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    今年の夏は、いっぱいカマキリと遊びました。

    虫好きは、4年生になっても卒業しませんでした。
    ダンゴムシからはじまり、テントウムシ、セミ、蝶と、
    その年によって夢中になる虫が違い、
    今年の夏は、特にカマキリとよく遊んでいました。
    あの釜をもたげる姿が、たまらなく「かわいい〜」そうです。
    近くの花畑で見つけてきては、我が家の花壇に放し飼い。
    とってもめぐまれた環境の中で、いつも虫と遊んでいます。

    さて、主人公のこんちゃんも、カマキリをみつけます。
    そして、家につれて帰って遊ぶのですが・・・

    こんちゃんのもうひとつの遊びが、紙細工。
    色紙で、とんぼやばったを作っていました。
    とっても、上手で器用なんです。
    カマキリだって、あっという間に作ってしまいました。


    こんちゃんは、カマキリがばったなどの虫を食べるのを知らなかったんですね。
    それを知ったこんちゃんは、カマキリを逃がします。
    なぜって、生きた虫をとってきて食べさせることが出来ないから。

    優しいこんちゃん。
    確かに、かわいそうだけど、カマキリも生きていくには、
    生きた虫を食べないといけないからね。


    カマキリが威嚇する姿や、生きた虫を食べるという習性など、
    カマキリの生態が、丁寧に描かれています。
    カマキリやオニヤンマなど虫たちも、かなりリアルに描かれています。
    虫好きには、たまらないかも。
    カマキリの細かいしぐさも、よく観察されていますよ。

    さすが、虫好き工作好きの作者ならではの絵本です。

    投稿日:2010/11/05

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  • こんちゃんとカマキリの友情♪

    こんちゃんは虫が大好きな男の子。
    網を持って虫かご下げて・・まるでうちの息子みたい。
    トンボを追いかけても捕まえられなくて・・かまきりを自分の腕にはわせて・・そんな姿もそっくりです。

    家に帰って、カマキリを観察するシーンで、いくつかの虫かごが積まれていてそこにはカブトムシやらバッタやら・・そんな虫かごに囲まれた生活も息子と同じ!
    それに、プラレールの貨車にカマキリを乗せて遊んでいるところまで。

    虫好きな子は、一度はやってみたくなるのですね。
    あまりにも似ていたので主人にも、とにかくこの絵本読んでみてと薦めたくらいです。

    でもひとつ違ったのは、こんちゃんは、カマキリが生きた虫しか食べないということを知らなかったということ。
    次の日の朝、バッタがいなくなっていて衝撃を受けます。
    そして、草むらに返してあげるのですが・・

    家の息子は、せっせとカマキリのために美味しそうな?バッタを捕まえてかごに入れてやっています。
    少しはこんちゃんのような優しさもあってもいいかなーと思うのですが。

    ストーリーの中に、こんちゃんという優しい男の子が登場するお陰で単にカマキリが出てくる絵本と言うよりも、色々な心情を読み取れてとても温まるストーリーです。

    こんちゃん、ほんとにすごいはさみテクニックを持っているんですね!!

    投稿日:2010/10/10

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  • ペーパークラフト好きな子にも

     こんちゃん、すごいです。
     観察力抜群。
     紙切りテクニック玄人はだし。
     
     本当に昆虫大好きなんですね。
     カマキリと出会って、接し方がわからず、はじめ噛みつかれちゃうけれど、仲良くなっておうちへ…。
     お友達も作ってあげて、…。

     翌朝の悲劇に、こんちゃんのとった行動が素晴らしい。

     我が家の息子も、初の磯遊びの3歳の年に、主人が2時間しゃかりきになって捕まえた、バケツの中のカニ君7匹を「ほ〜、カニだ(ホントニ当時からじいさんくさい言葉遣いでした)。ほ〜、じゃっ、バイバイ!」って、ジャーーーっとバケツをひっくり返し、海へ帰してしまった時、夫婦で、顔を見合わせ爆笑した思い出があります。

     こんちゃんの、カマキリを返す時の一言が、いいですねぇ〜〜〜〜
    〜。

     「どっち本物?。」って、近所の4歳6歳姉妹悩んでました。(笑)

     ペーパークラフト大好きな子にもいかがでしょうか。

    投稿日:2009/07/30

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  • 知りませんでした

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    表紙を見るかぎりでは、カマキリくんのほのぼのライフが描かれているのかなあって思ってたんですが、話の内容は、かなりシビアでしたね。
    カマキリくんが何を食べてるなんて、知らなかったもんだから、親子でその様子のページを見たときは、驚きを隠せませんでした。
    カマキリくんの何食わぬ表情がまた、自然の摂理を感じさせ、自然のなかを生きていくきびしさを感じさせました。
    男の子がつくるかまきりの紙細工がかわいいです。虫が大好きな子に悪い子はいないなあと、この本からも感じました。
    この夏、草っぱらにかまきりを見つけにいきたくなる一冊です。

    投稿日:2009/07/19

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