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嵐の中の子守歌」 パパの声

嵐の中の子守歌 作:長崎 源之助
絵:二俣 英五郎
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,282
発行日:1991年05月
ISBN:9784569585901
評価スコア 4
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  • 歴史に埋もれた日本人

    幕末のころ、嵐の中で遭難した漁船の日本人がアメリカの船に助けられた。
    彼らがアメリカに渡り、ジョン万次郎やジョセフ・ヒコのような歴史に名を残す日本人が生まれる。
    そんな中で、表舞台に出ることのなかった仙太郎のお話です。
    目立つ存在ではなく、臆病者で仕事は遅いが、実直で辛抱強い。
    どちらかというと立ち振る舞いで損な性格だから、周りからは埋もれてしまう。
    長崎さんはそんな仙太郎の生き方にスポットをあて、不器用な生き方にも意味があることを語っています。
    周りの者が活躍する中で、仙太郎は自分の生き方で満足してしまう。
    考えるとそんな人々が社会を支えているのかもしれません。
    もう少し自分を大切にしたらいいのにとか、物事に疑問を持ってもいいのではないかとは思うのですが、仙太郎には仙太郎の生き方がありました。
    仙太郎が幼い日からあこがれていたナミが、仙太郎の生き方を支えたのです。
    仙太郎は満足して死んでいきます。

    地味なお話です。
    絶版になっているので探すのは難しいかもしれません。
    偉人たちの伝記ばかりではなく、こんな生き方に目を向けるのも貴重だと思います。
    仙太郎は敗者ではないのですから。

    投稿日:2011/05/28

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