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しばわんこの和の行事えほん

しばわんこの和の行事えほん(白泉社)

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パパはジョニーっていうんだ」 ママの声

パパはジョニーっていうんだ 作:ボー・R・ホルムベルイ
絵:エヴァ・エリクソン
訳:ひしき あきらこ
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784776400462
評価スコア 4.8
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  • パパに会えた現実を確認するかのように

     冬曇りの空の下、午前10:29。
     駅のプラットホームに男の子が一人。
     秋の初めに別れたパパを乗せた電車の到着を待っている。
     
     久々にあえたパパとの時間が嬉しくて、本当にここにパパがいるんだ(現実)ということを確認するかのように、店の人、顔見知り、見知らぬ人にまで、「ぼくのパパだよ。ジョニーっていうんだ。」を繰り返すティム。
     パパはティムのこの言葉を何度も聞き、何を思ったんでしょう。
     本当に喜んでいる。
     父親への深い思慕。
     父親を失い、悲しみにうちひしがれる場面を、日々の生活の中でこの子はいくつも経験したんだろうな。
     こんなことをパパは、息子の成長の背景に感じたに違いありません。

     手をつなぐシーンが、いくつも出てきますが、子どもの手のひらは手をつなぐと、日々親の手のひらにおさまりきれなくなっていきます。
     ティムのパパも気づいたでしょうか。
     図書館のシーンが、印象的でした。
     図書館はいいなと思いました。静かにゆっくりと相手の息使いを感じ取れる距離でいられる。
     ショッピングセンターの喫茶店で、ショーケースの中のケーキを選ばせるため、テイムをしっかり抱きかかえ降ろさなかったパパ。
     その重さとぬくもりに、きっとたくさんのティムへの言葉にできない思いが去来したことでしょう。
     最後の電車の中のパパの言葉は、パパの気持ちをティムに一番良く伝えられる言葉だったのでしょう。
     大きなパパの手が、電車と共に小さくなっていくシーンは、切ない。
     午後8:00。
     また、一人プラットホームに残るティムの言葉。
     『これは夢じゃない、ぼく本当にパパに会ったんだ。』という、自分に言い聞かせるような、やはり確認のような、悲しい言葉に私には思えました。
     
     11歳の息子は、「『パパ』って言葉をずっと言ってなかったんだろうな。『ぼくにもパパがいる』って言えてうれしかっただろうね。」という感想。
     私は、鼻の頭を真っ赤にして、うなずき返事をしました。
     読み返して、落涙。
     皆さんのレビューを読んで、また落涙。
     表紙を見ても…、今はダメですね。

     たくさんの大人の方に、読んで頂きたいと思いました。

    投稿日:2009/09/26

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  • 誇らしく言うティムにうるっとする

    表紙の、優しい雰囲気のイラストに惹かれ、手に取りました。
    見たことのある絵だなと思ったら、大好きな絵本『パパが宇宙をみせてくれた』や『おじいちゃんがおばけになったわけ』などを描いている作家さんでした。
    ママと暮らしているティムが、離れてくらすパパと過ごす1日。
    ホットドッグを食べ、映画を見て、レストランにいく。
    会う人会う人に、「ぼくのパパ、ジョニーっていうんだ」と誇らしく言うティムに、うるっとしてしまいます。
    ちょっぴり切ないけれど、あたたかな気持ちになれるお話です。

    投稿日:2021/05/28

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  • たくさん行動で愛情を伝えていきたい

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    お薦めされていたので図書館で借りて読んでみました。

    パパとママが会わずに子どもと出会える場を作っているので
    おそらく単身赴任とかではなく、
    離婚された家庭という設定なんでしょうね。

    読んでいて複雑でした。

    これを4歳の子どもに読んでいいものか、
    でも、背景がわからなくたって、
    男の子のパパへの愛は伝わるし、
    パパの子への愛も伝わったんじゃないかなと
    読んでいて感じました。

    我が家だって絶対離婚しないなんて
    言いきれないし、こんなふうになるかもしれない。
    でも、なってもならなくても
    子どもへの愛情は変わらないし、
    さみしい思いをさせないよう、
    たくさん行動で愛情を伝えていきたいと思いました。

    投稿日:2017/02/20

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  • 離れて暮らすパパ

    大人の事情で、パパと離れて暮らすティム。
    離れていたって、パパを慕う気持ちは変わらないようですね。
    離れているからこそ、気持ちが強くなるのでしょうか。

    シングル家庭も珍しくなくなってきましたが、やはり親にとっても、子供にとってもデリケート問題
    だと思います。
    「読みたくない」「読ませたくない」と思う方がいても、仕方のないことだと思います。

    投稿日:2012/03/23

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  • 考えさせられます。

    とてもとてもステキな絵本でした。
    大人はこの絵本の始まりで、ご両親が離婚しちゃったんだなとすぐにわかりますが、きっと子どもはわからないですよね。
    主人公の少年がたまに会うパパをみんなに自慢しているその姿がほんとに切なくて…
    またパパは、大切な大切なこどもに会える貴重な時間をどんな気持ちで過ごしているんだろうと考えると胸がいっぱいになります。
    当たり前に子どもと過ごすことができるていることを幸せに感じないといけないなとおもいます。

    投稿日:2011/06/09

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  • 未来に向かって

     子どもの健気さと、親が子を思う心に、胸がいっぱいになりました。
    両親の離婚という悲しい現実。でも、決して変わることのない両親への思い。子どもは子どもなりに、現実を受け止め、いろいろな感情と向き合いながら日々生きているんですよね。
    離婚を避けられなった親もまた、それぞれが別の苦しみを抱えて、懸命に生きていると思います。 

     寂しさや辛さ以上に、今、この瞬間のしあわせ、そして、未来への希望が伝わってくる素晴らしい作品です。

    投稿日:2010/10/14

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  • 複雑・・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    評判の高いこの一冊ですが、私は少し複雑なきもちにさせられました。
    父と子の絆の深さ。通い合う心。
    そういったものが描かれていて、それだけに「離れて暮らさねばならない状況」のむごさがつらくて。
    それはまた別の大人の事情なのかもしれませんが、
    ティムには関係の無い話。
    最初と最後に、「父と母が顔をあわさないために?」ホームに一人残されるティムのぽつんとした姿の寂しそうなこと。
    (何より危ないのでは?)
    それは大人のエゴではないかなぁ・・・と。

    四六時中いっしょに居ると、こんなふうに我が子と楽しいだけの時間ではありませんが、叱ったり楽しんだり・・・うんざりしたり・・
    それが本当の親子じゃないか?・・・と、あくまでも個人的な考えですが、そう思うのです。
    我が息子も「さみしいお話だね・・・」とポツリ。

    投稿日:2010/07/01

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  • 感動

    感動しました。主人公がお父さんのことが大好きでお父さんも主人公のことを心から愛している様子が伝わってくる絵本でした。電車からお父さんが降りてくる場面で主人公の表情がパット明るくなる描写が極上でした。息子に胸を張って紹介してもらえるお父さんは幸せ者だと思いました。見ず知らずの人にも堂々と息子は最高だと語れるお父さんは本当に格好良かったです!!

    投稿日:2010/03/20

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  • 離れて暮らす父

    両親とも同居し、そこに自分も暮らす環境にいるためか
    一緒に暮らしていない親子という設定が
    まだ5歳の娘には、よく理解できなかったようです。
    この本は、人生のいろいろと、それでも親子愛は不変だと教えてくれるような気がします。
    大人向け絵本でしょうかね。

    投稿日:2010/03/22

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  • 離婚のお話

    6才の娘よりも私が感動したお話です。お父さんのことが大好き!というのがひしひしと伝わってきます。今まで離婚を取り扱った絵本は読んだことが無く娘はどのように反応するかと思いましたがさらりと聞いてました。(でも感想はなかったけど。)絵も素敵でした。
    絵本なんですがこのお父さんとお母さんは復縁できないものかと思っちゃいました。

    投稿日:2009/07/09

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