「きつねとたんぽぽ」 みんなの声

松谷みよ子さんのお話が４つ　どれもステキなお話でした
挿絵は　いせひでこさん　　二人のコラボが良いですね〜

☆　きつねとたんぽぽ
　　ノブくんは山できつねに出会い　あんぱんあげる優しさにホッ
　　「たんぽぽはなび」が幻想的できれいでした　　
　　ちょっと不思議なお話し

☆　どうして　そういう　なまえ　なの？
　　　こねこの　クーとシロの会話がかわいい　
　　　♪歌いながらお話しする　クーは　ちゃめっけがあって　
　　　　かわいい　　楽しいお話に引き込まれましたよ！

☆　きつねのこの　ひろった　ていきけん
　　　三びきの兄弟きつねの　　ひろった定期券
　　　三びきのきつねたちのそれぞれの　願いがかわいい！
　　　落とし主の女の子に返してあげるんですよ
　　　女の子はお礼に　ちゃんと　きつねたちの夢を
　　　かなえてあげるのがとても　いいですね　　
　　　優しさって　こういうことかな〜

☆　ぞうとりんご
　　　二人の兄弟に　おかあさんが話します　
　　　動物たちは戦争の時　食べ物に毒を混ぜられ殺されます
　　　とても悲しい実話です！
　　　
　　　ぞうは　毒の入った食べ物が分かり　食べませんが・・　
　　　なにも食べずに死んでしまいます　　　
　　　泣けました！
　　　
　　　どのお話も　心優しい　かわいい　ステキなお話です
　　　是非皆さんも　読んでみてくださいね

松谷みよこさんのお話だ、と図書館で何気なく借りた一冊でしたが、読んで良かったです。
小さなお話がいくつか入っています。
どれも素敵、さすが松谷さん。

最後のお話は、戦時中、上野動物園にいたかわいそうなぞう花子のお話が盛り込まれていました。
お母さんが息子たちに優しく話して聞かせるのですが、それを息子に読み聞かせている私がいる…それがなんだか楽しく感じました。
このお母さんは、つい現実的なことを言って子供を怯えさせてしまう私とは違って、とても強く優しく素敵で、反省させられました。

伊勢さんの挿絵というので図書館で借りてきました

松谷みよ子さんの童話はなんといっても、文章がとてもリズミカル！
歌いながら読めてしまうというか、文章そのものが歌のようになっているんです

ですから読んでいても聞いていても楽しくて楽しくて、次はどうなるんだろうと、あっという間にお話を読んでしまうのです

伊勢さんの挿絵も彩りを添えて、幻想的な世界を身近な存在にしてくれます

４つの短編童話すべてに動物が登場しますが、「ぞうとりんご」は平和と子育ての両輪が書かれてました

ぜひ親子で読んでいただきたいお話です