「まゆとブカブカブー」 ふつうだと思う ママの声

まゆのお話！とうとう全作読むことができました。
まだ単行本になっていないので　なかなか読めずにいたので嬉しいです。

ブカブカブーの存在が最後までわからなくて
一体何者？・・・と読みながら気持ちがはやりすぎたからか
ラストにきて「は？これがブカブカブーなの？」と
ちょっと拍子抜けした感はありますが
やっぱり　まゆのお話。
雨の日のまゆの大胆なお散歩の様子を娘は喜んで眺めていましたし
まゆが色んな動物にたずねながら
ブカブカブーを探す様子が楽しかったみたいです。
雨の日でも出かけてもOKっいうし
さらには「みずたまりをみつけたら　できるだけ　
どろはねがあがるようによびこむんだよ」というやまんばかあさんの度量に驚きつつもまたも感動した母です＾＾；

ブカブカブーってなんだろうね、とまゆのファンになった子供は興味津々でした。
読み進めるうちになんだろう？と私までドキドキしてきました。動物たちが怖がっているし、ちょっと怖いものかな？

と期待感が高まったので、犯人が大きいきのこだと分かったと時には「なんだあ」と少し調子ぬけしました。
個人的にはちょっと怖そうなものが犯人のほうが面白かったかなという感想です。
あんであんなにきのこが大きいのか、そしてきのこって風船みたいなしぼみかたをするのかなど、小さい幼児には分かりづらかったようにも思います。
最後に、きのこごはんなどが出てくるので、秋に読むとぴったりの絵本です。

「ブカブカブー」というひびきはすごく面白くて子供も喜んだのですが、シリーズのほかの本に比べるといまひとつだったので星３つです。

やまんばとまゆのシリーズです。
「ブカブカブーとはなんだろう」という興味で、どんどん読み進めていくことができます。が、あれだけドキドキしていたのに、結局ブカブカブーの正体が今ひとつあやふやな感じがするのが残念です。どうしてきのこがあんなにふくらんでいたのかが、どうしてもわからず、それまで引っ張られた挙句、スッキリしない終わり方でした。
きのこごはんとか、裏表紙のきのこなんかは、とてもおいしそうでいいのですけれど。