としょかんバスシリーズなんですが、前作『みさきめぐりのとしょかんバス』とは
作者は別で、絵だけが同じ作者。
ということで、また違った視点からの図書館バスの魅力が語られます。
同じ北海道が舞台ですが、今回は標茶(しべちゃ)。
いい天気の草原で遊んでいた「ぼく」は、図書館バスのおっちゃんに呼び止められます。
そして、図書館バスの仕事を手伝うことに・・・。
このおっちゃん、ウンチクもすごいけど、実践もすごいです。
だってね、牛に読み聞かせしてるんですよ!
もちろん、まともな巡回先もあって、安心でしたが、
仕事を終えた「ぼく」の正体!?
日頃移動図書館にお世話になっている我が子達が小さい頃、
一緒に夢中になって読んだ絵本です。
やはり、リアリティがあったのでしょうね。
久しぶりに借りてきてた、中学生になった我が子達も手にとっていましたね。
作者は2作とも、それぞれ司書の方。
それだけに、本を届ける仕事の嬉しさや充実感がひしひし伝わってきます。