「ちっちゃなちっちゃなおんなのこ」 みんなの声

外国の人の書くようなとってもポップな絵でかわいかったです。ちっちゃなちっちゃなってたくさん出てきたので、うちに子は「ちっちゃなちっちゃなばっかりでおもしろい」って言ってました。読んでいる方も途中で口が回らなくなって、おかしくなってきました。

図書館でたまたま見かけて読んでみました。

少し前にエルサ・ベスコフの『ちいさなちいさなおばあちゃん』を読んだのですが、まさに同じ話でした。こちらはおばあちゃんではなくて、女の子ですが。

先にベスコフの絵本を読んでしまったのがいけなかったのかもしれませんが、おばあちゃんのイメージがありすぎて、違和感がありすぎて楽しめませんでした。ヨーロッパではお馴染みのお話なんでしょうかね。

子どもの大好きなバイロンバートン。
はっきりとわかりやすい絵とカラフルさはやっぱり好評でした。
お話もとっても可愛らしいのです。
ただ、｢ちっちゃなちっちゃな｣というリズムの良い言葉に
続く文が少しひっかかるというか
読みづらいのが個人的には気になります。

以前にもバイロン･バートンさんの絵本を読んだ事がありこの絵本もバートンさんの作品だったので選びました。表紙の主人公の迫力に最初から魅せられる絵本でした。ちっちゃな女の子と言うタイトルなのにとても存在感のある主人公に見入ってしまいました。女の子がミルクを用意して待っている場面が感動しました。大切な友達を待つ気持ちが伝わってくる絵本でした。友達っていいな！と思える絵本でした。

ちっちゃな、ちっちゃな女の子の優しさにふれました。自分のミルクをにゃんこに飲まれても、飛び出したにゃんこの帰りを、にゃんこのミルクをいれて待っている女の子に、優しさと思いやりを感じました。
にゃんこも寂しくなってお家に帰ってくるところが、やっぱり叱られてもお女の子が好きなんだと思いました。ちっちゃなちっちゃなの繰り返しがリズミカルに読めます。貼り絵も色彩も強烈で小さい子の目を引きます。

図書館の新しい本のコーナーから、借りてきました。

ちっちゃなちっちゃなおんなのこが、うしさんのミルクをしぼり、テーブルの上においておくと、ちっちゃなちっちゃなにゃんこがのんでしまって・・・？？？

詩（うた）みたいな、言葉遊びみたいな文章です。
はっきりとした色の大胆な絵（貼り絵かな？！）も、好き嫌いが分かれるかな？

私や娘ふたりが、１番気になったのは、ちっちゃなちっちゃな（はずの？！）女の子や、牛やねこや、お家が、あんまり小さく感じなかった点です。（長女なんて、表紙の女の子ではなく、もっと小さい女の子が登場するもんだと、思ったらしいです。）