3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。きげんのわるいというタイトルがおもしろそうだなと思い手にとってみました。
実は機嫌が悪かったのは、なつみちゃん。おねえちゃんとおかあさんは遠足に行くのですが、風邪をひいて遠足にいけなくなってしまったので機嫌が悪いのです。だから部屋でおとなしく寝てなくてはならず、つまらないので影絵できつねを作ってみました。ところがそのきつねがおおかみになり、壁からでてきてしまいます。機嫌の悪いなつみちゃんが作ったおおかみなので、おおかみも機嫌が悪く、おなかがすいたのでおばあちゃんをたべに行くと部屋をでようとします。そんなことはさせないとおおかみをやっつけます。
機嫌が悪いからいろんなことがマイナスに作用してしまうことを知ったみたいですね。息子はおおかみが怖い、怖いとなかなか直視できなかったみたいですが、最後にやっつけるところだけは興奮していました。機嫌についてかかれた絵本はなかなかありませんが、おもしろい切り口だと思いました。