まず最初に驚いたことは、
この絵本が30年以上前に描かれた絵本であること。
こんな絵本があったなんて知りませんでした。
あかたろうが外から帰ってくると、
おかあさんがどこにもいない。
そこで、おばあちゃんの所かも知れないと思い、
電話をかけます。
「おばあちゃんの電話番号は、1・2・3の3・4・5」
次から次へと電話で、お母さんの居場所を探します。
昔は、固定電話しかありませんでしたからね。
とても懐かしくなりました。
それにしても、あかたろうくんは物覚えがいいです。
いろんなところの電話番号もそうだけど、
おかあさんが何をどれだけ買ったかも覚えていて、
帰ってきたおかあさんに、
自慢げにかごの中身をいい当てる姿は、
とっても可愛かったです。
あかたろうくんを見て、
小さいお子さんも、電話をかけてみたくなるんじゃないかな。