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せかいで いちばん つよい国」 みんなの声

せかいで いちばん つよい国 作:デビッド・マッキー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年04月
ISBN:9784895726443
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 56
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  • 幸せになる為に必要なものは?

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳

    世界中の人々を幸せにする為に世界中を征服しようと考えた大統領がいました。
    戦争を続け世界中を征服し、残りは軍隊を持たない小さな国ひとつだけ。

    最後のページの文章で、なるほど!と思いますが、
    小さな子供さんには少しわかりにくい表現かもしれません。
    でも
    世界が平和になる為には、人々が幸せになる為には何が必要なのか。
    力よりも強いものは何なのか。
    そんなことを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2006/07/19

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  • 大人にも読んで欲しい絵本

    話題の本だったので自分のために読んでみました。実際2歳の息子は興味すら示しませんでした。

    かわいらしい絵と、とても分かりやすい文ですが、戦争とは一体何のために必要?征服とは一体何?ということを考えさせられる、大人にも読んで欲しい絵本です。

    大きな国の大統領が他の国々を次々「せいふく」していきますが、最後に「せいふく」した小さな国には兵隊はいません。小さな国の人々は、大きな国からきた大統領や兵隊達を歓迎し、自分たちの家にとめてあげて、一緒におしゃべりしたり、遊んだり、しごとをしたり。そうして、大きな国に帰ったところ、いつのまにか小さな国での料理や遊びが流行っています。大統領ですら、自分の息子の子守唄に小さな国の歌を歌っているのです。

    こうして、大きな国では「せいふく」した小さな国の文化が引き継がれているのです。「せいふく」されたのは本当はどっちなのかしら?

    投稿日:2006/06/13

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  • 心あたたまる意外な余韻

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子12歳、女の子6歳

     いろいろな作風を見せる作者なので、ずっと気になっていた作品。邦訳タイトルが原書『The Conquerors』にはないインパクトを生み出していて、そんな意味でも興味をそそられました。
     「大きな国の 人びとは、じぶんたちの くらしほど すてきなものはないと、かたく しんじていました」「われわれが せかいじゅうを せいふくすれば、みんなが われわれと おなじように くらせるのだからな」――。読む前から無意識のうちに「せかいでいちばんつよい国」=「米国」と決め付けて、その対外政策を風刺した絵本と勝手にイメージしていましたが、意外にもその手のいやらしさはなく、逆にやさしい子守唄が聴こえてくる心あたたまるお話でした。人と向き合うときどんな心を抱けば通じ合えるのか、そんな人間としてもっとも大切なメッセージを届けてくれます。軽やかな色合いのペン画もいいのでしょう。大国VS小国という重いテーマをユーモアと平易さで鋭く描いた、後味の優れた絵本です。
     読後の余韻に浸りたくて「大統領は最後に何をしたんだっけ?」と、くどいのを承知で息子に尋ねると、「歌を歌ったんだよ」――。こんな穏やかな気持ちで読み終えられるとは、想像もしていませんでした。

    投稿日:2006/03/18

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  • 弱い国の方が強い?

    • きらりさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、女の子4歳

    自分の国は強くて素晴らしい国だから、よその国も私達と同じ生活をさせ幸せにしてあげよう。なんてどこかの国みたいですね。結局、全世界を征服できたのかできなかったのか微妙な感じになるのですが、それまでの過程を理解できるのは大きくなってからでしょう。力よりも強いものがある。それがわかってくれるといいですね。

    投稿日:2006/03/16

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  • 本当の強さとは…

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    「世界中の人々を幸せにする為に」という名目で、あらゆる国を戦争で打ち負かし、征服していく大きな国の大統領がいました。
    その大きな国は、世界のほとんどの国を征服し、とうとう最後のちっぽけな国を征服する為にたくさんの兵隊を連れて、そのちっぽけな国にやってきました。
    でも、その国には兵隊がいなかったのです。それどころか大きな国の大統領と兵隊達は、大切なお客様のように大歓迎を受け、小さな国の人々から、料理をごちそうになったり、珍しい遊びやたくさんの歌を教えてもらうのでした。
    大きな国の大統領は、「兵隊達がたるんでる」と、新たな兵隊を呼んだりするのですが…。

    戦争については、たくさんの人たちが色々な目線で作品を描いていますが、この『せかいでいちばんつよい国』は、読み終えた後に、とてもとても印象深く残りました。
    世界で一番つよい国は、どういう国だったのでしょうか?子供達の心の奥に呼びかけてくれる絵本だなぁと、思いました。

    投稿日:2006/01/21

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  • 重いテーマは笑いのオブラートで包みたい

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    独裁的な大統領が君臨する大きな国。この国はとても強い軍隊を持っていて、他の国をどんどん征服していきます。最後に、今まで放っておかれるくらいとても小さい国を征服しにいきます。けれどそこには軍隊がなく、人々は大きな国の兵隊たちをお客さまのようにもてなしてくれます。することがない兵隊たちは、人々とお喋りをしたり、仕事を手伝ったり、遊びを教えてもらいながらだんだん小さい国の文化に親しんでいきます。大きな国を、征服したはずの小さな国の文化がだんだん覆っていくのです。というお話。
    戦争ものですが、絵がかわいらしいので、決して重くはなっていませんし、結構さらっと読めてしまいます。力でねじ伏せることのむなしさや、寛容な心の強さなど大人には感じるものも多いでしょう。
    でも、子どもの反応は今ひとつでした。テーマが前面に出てしまうものは難しいですね。げらげら笑いながらも何かが心に残るというお話の登場を心待ちにしています。

    投稿日:2005/11/30

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