「しりとりのだいすきなおうさま」 なかなかよいと思う みんなの声

しりとりの面白さを生かした面白い絵本です。
前半はワガママな王様にあきれながらも
次のお料理は・・・としりとりの続きを想像して楽しむ事ができます。

しりとり好きな王様の食事を、しりとり通りに出さないと怒り出す王様のお話。
物語を読むだけならユニークな王様だなと思うけど、ホントに居たら周りの人が大変ですよね♪
最後は家来のトンチ勝ちで王様が降参するんですが、息子はトーストって言葉が分からないみたいで、「これパンやん、食パンかな？」と？？？な答え。
何はともあれ最近しりとりがマイブームな息子には楽しい絵本のようです。

６歳と８歳の２人の子供が楽しんでくれました。しりとりは普段でも好きで２人でやってるので余計に楽しかったようです。私としてはもっとしりとりの場面が多かったらよかったなって思いました。

題名からして、楽しそうな絵本。
おうさまのしりとり好きは、半端じゃないようで、表紙からすでに始まっています。
小学生の上の子たちも、大喜びで並んでるものの名前を言い、次の料理を当てっこしていました。

おうさまやけらいたちの表情もおもしろくて、楽しいお話しの雰囲気にぴったりです。

ただ、トマト・トースト作戦で、このおうさまが、簡単に折れるとは思えず、また、長女はどうしても、プリンまでいきつく過程を見たかったと、不満顔してました。（でも、裏表紙を見ると、プリンを食べれる日もあるようですね。）

　何でもしりとりになっていないと嫌な王様に、家来達は困っていました。そして、ある日知恵を絞って、トマト・トースト・トマト・トースト・・・と順番に出したから、王様はしりとりの食事にこりごり。
　家来達も、安心したのでした。

なんでもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様と、王様に翻弄される家来のお話です。家来が王様をこらしめてやろうと作戦をねりますが・・。味のある絵が印象的で、しりとり遊びを覚えた子どもには楽しめる絵本だと思います。

はたこうしろうさんの絵はいつもＰＯＰで子供もすき。
ストーリーはもちろんしりとりがでてきますが、とってもたのしい。家具のならべかたもみてね。