ママに怒鳴られたから体がすっかりバラバラになってしまったペンギンのぼく。
あたまは宇宙に飛び出し、胴体は海に浮き、くちばしは・・・というように
世界中に散らばってしまう“ぼく”の体。
思いもかけない場所に体のパーツは飛ばされていて
それが娘には面白かったらしく わはは!と笑っていたけれど
でも、でもね、体が散らばった原因ってママが怒鳴ったからだよ〜
私にはとてもじゃないけれど笑えませんよ^^;
胸にズッキーンときました。
この絵本のように体がちぎれて・・・っていうのはオオゲサだけれど
実際親に怒られた時の子どもは“身がちぎれるような”気持ちなんでしょうね
それをユッタ・バウアー氏は言いたかったのでしょうね。
身につまされるけれど 表現が重くなくて とても良い絵本だと思います。