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初めて読んだのは3歳で、以来5歳になるまで何度か図書館で 借りています。 息子がいつも選びます。 「くろずみ」自体、どんなものかわからないと思いますが、 最初から、わからないなりに面白さはすごく感じていたようです。 「たがめ」もこの本で知ったし、 なにより、普段の会話で「突如」なんて言葉を子どもが言ったときには びっくりしました。 絵本の力って無限大だと思いました。
投稿日:2012/12/09
子供たちが飯野和好さんの絵本が大好きで 特に下の子がはまっているシリーズです。(私も好きです) 今回はたがめの妖怪! くろずみ小太郎がどんなわざでやっつけるのかを 必死に見ていました。 迫力ある絵と豪快なくろずみ小太郎の戦いを 親子で楽しんで見てます。 内容が短く起承転結がはっきりしているので 小さい子でも楽しめると思います。 大きい子(小学生以上)にはちょっと文が短かいかもしれないですが きっと楽しめると思います。
投稿日:2009/08/05
このシリーズは、表紙に「船遊びはよいもの」とか副題?みたいなのがついていて笑えます。今回は、悪役のたがめ婆が船頭に化けて出てくるのですが、その舟歌がしゃれています。いちいち「ちゃぽん」と合いの手が入るので、のんびりした口調で読むと、本当に船を竿で突きながら歌っているみたい。風情豊かですねえ。正体を現したたがめ婆は、やはり迫力があります。あっさりやられすぎ?という感じもしますが、子供は気に入っていました。
投稿日:2006/09/26
読み聞かせ仲間に、飯野さんやスズキコージさんなどの、 とても濃厚な絵の本を好む人がいるのですが、 私は今までけっこう食わず嫌いをしていたのです。 なんとなく絵だけで満腹になりそうで・・・。 でも、食べてみたら意外とあっさり! きっと、ストーリーがシンプルなせいもあるのかな? 作り手が楽しく仕事してるのもよく伝わるし。 子どもに読むのが楽しみだし、 「ねぎぼうずのあさたろう」も読んでみようと思いました。 作者の「この話の誕生秘話」も必読です。
投稿日:2006/09/06
「ねぎぼうずあさたろう」シリーズといい、この「くろずみ小太郎旅日記」シリーズといい、かたり口調が活劇風て、何とも小気味いい絵本です。 また、起承転結がはっきりしているので、聞いている子供たちの方も、すっきりした顔をしていました。欲を言えば、ページ数が少し少ないかな…。(でも、コザッパリ終わるためには、このくらい簡潔な方がいいのかな?) もっとたっぷり読みたい読者としては、困ってしまいます。 小太郎の前に突然現れたたがめの妖怪たがめ婆を、忍法(?)でシャキーンと、やっつけてしまいます。 たがめ婆も、小太郎を見れば炭の固まりと分かるだろうに、血を吸いとろうだなんて! このバカな所が、悪役のたがめ婆を憎みきれず、可愛くさえ思えてしまいました。 このシリーズは絵本だけでなく、是非、紙芝居として、読み聞かせしてみたいです。
投稿日:2005/07/21
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