話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

ちっちゃなアレックスと夢のレモネード屋さん」 みんなの声

ちっちゃなアレックスと夢のレモネード屋さん 作:リズ&ジェイ、アレックス・スコット
絵:パム・ハワード
訳:藤井あけみ
出版社:戎光祥出版
税込価格:\1,760
発行日:2005年07月
ISBN:9784900901582
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,827
みんなの声 総数 3
「ちっちゃなアレックスと夢のレモネード屋さん」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • すっぱいレモンをもらったときは・・・・・

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

    『すっぱいレモンをもらったときは
     あまくておいしいレモネードを作ればいいのよ。』

    これは、困ったことや苦しいことがあっても、
    それをいいことに変える方法がある・・・・という意味。
    小児癌と闘いながらみんなに勇気を届けた少女アレックス。
    たった4歳の女の子。
    そのアレックスが、いつも心に留めていた言葉だという・・・。

    自分に与えられた事に、
    「何故私だけ・・・?」と嘆いたり、悲観したりしても何も生まれない!
    例え、困難なことに出会っても、それを転換する方法は必ずある!!
    まさにそれを実践して、人々に証明してみせたアレックス。
    そして、それを支えた家族。
    ただただ、すごいと思う!!
    病気に限らず、人生全てにおいて通じることだ。
    自分の思い通りにならないときでも、
    自分を信じて強い意志と勇気を持って立ち向かう事・・・。
    決してあきらめずに。

    投稿日:2006/11/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 小児がんの少女の実話

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    小児がんの進行する4才のアレックスは前向きな少女。
    がんのこどもを治療するお医者さんを助けるために、
    自宅でレモネード屋さんをして売上げを病院に寄付するのです。
    「すっぱいレモンをもらったときはあまくておいしいレモネードをつくればいいのよ。」
    彼女の行動は反響を呼び、昨夏8才で力尽きたアレックスの夢は
    「アレックス・レモネード基金」として今も受け継がれています。
    明るい絵本構成になっていますが、やはり日本になじみの薄いレモネードが、
    同じ年齢の次男にもピンとこなくて、反応は今ひとつでしたが・・・。
    でもきっといつか理解してくれると思います。
    レモネードって、アメリカでは子どもの小遣い稼ぎでポピュラーのようですね。
    アメリカの小学校(!)の教科書で需要と供給の単元でレモネードを使って
    マンガで解説してありました。(私の高校の政経の授業で使用。)

    投稿日:2005/10/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 1杯のレモネードから

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子5歳

     米国の夏の風物詩に、子どもたちのレモネード売りがあります。まず家の前に値段を記したポスターを貼ったテーブルをセット。その上にレモネードの入ったピッチャーと紙コップを置いて、1杯50セントぐらいでレモネードを売るのです。(昔は25セントぐらいだったけれど、今は50セント〜75セントぐらいでしょうか。)たいていは自分のお小遣い集めが目的ですが、この絵本の主人公アレックスは自分が小児ガンにおかされ命が短いことを知り、ならば、1日も早くガン克服の研究が進むようにと願い、売り上げを病院に寄付するためのレモネード屋さんを始めました。このとき彼女は4歳。幼心にも研究にはお金が必要なことを知り、素直な気持ちでレモネード屋さんを思い立ったのでしょう。
     アレックスのレモネード屋さんは評判を呼び、遠くからレモネードを買いにくる人たちがたくさん出てきました。翌年からはさらに売れ、最後の年には自分だけでなく、同じ境遇に置かれた子どもたちみんながいっしょにファンド・レイジングすれば資金はもっと早く多く集まることを思いつき、まわりにも呼びかけていきます。たった1人で始めたレモネード屋さんはメディアに取り上げられたこともあり、考えられないほどの多額を寄付するに至りました。
     絵本には小さなアレックスの活躍ぶりが、明るいイラストと韻を踏んだリズミカルな文章で紹介されています。米国の絵本・児童書サイトで紹介されていた作品で、わたしは原書(”Alex and the Amazing Lemonade Stand”)でしか読んでいませんが、邦訳も今夏出たことを知りました。
     アレックスは昨夏、安らかに息を引き取りました。享年8歳。でも、彼女の意思は多くの子どもたちの中に生き続けますね。娘はまだ「死」とは何かなどまったくわかっていませんが、強くてやさしい女の子がいたことをいつかこの絵本を通して知って欲しいと願っています。
     わたしは「夢のレモネード屋さん」という名称が大好き。アレックスの願いがそのまま込められているからです。

    投稿日:2005/08/11

    参考になりました
    感謝
    0

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(3人)

絵本の評価(4.5)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット