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ありがとう、フォルカーせんせい自信を持っておすすめしたい みんなの声

ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵:パトリシア・ポラッコ
訳:香咲弥須子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2001年
ISBN:9784265068067
評価スコア 4.84
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みんなの声 総数 54
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 学習障害ってきいたことある?

    • アナンシさん
    • 40代
    • その他の方
    • 東京都
    • 女の子20歳、男の子16歳

    この物語は、作者パトリシア・ポラッコの自伝です。
    自分が他の友達の様に、字を書いたり、算数をしたり出来ない。彼女は、いわゆる学習障害者でした。クラスの友達からバカにされて、悲しいことに、彼女自身も「自分はバカなんだ」と卑下してしまいます。でも、ある日、フォルカー先生との運命的な出会いが、彼女を変えるのです。そして、彼女は学ぶことの楽しさを、本を読むことの楽しさを、分かるということの素晴らしさを体験していきます。勉強を苦手と感じる小学校中学年以上の頃には、共感できる者があるのでは?

    投稿日:2008/08/14

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  • 親としても教える立場としても

    まだ息子には早いお話かなあと思い、私1人で読みました。

    私は、仕事で教育に携わっていて、教える立場にあります。
    なのでこういったお話を読むと、
    教育者として私自身はしっかり学生に向き合えているのかなあと、自問自答をしてしまいますね。

    こんなふうに、1人の生徒や人間を支えるのって中途半端じゃできないんですよね・・・。
    なので同じ教育者としてフォルカー先生に敬意を表したいし、
    私自身も学生と誠心誠意に向き合っていきたいと感じます。

    そして同じように、トリシャにも敬意を表したいです。
    親の立場からすれば、こんなふうに悩んでいたトリシャに対し、
    親として何かできなかったのかなあ?
    自分は子供を全身でうけとめきれているのかあ…とまたまた自問自答。

    トリシャの心の葛藤に、親として何かできたのだろうかあ…
    と、考えさせられます。

    障害などを知るという意味で、子供が読むのにもいいと思いますが、
    大人が読んでも、何かえるものがある。
    そんな絵本の1冊ではないかと思います。

    投稿日:2008/05/15

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  • 知ることが理解することへの第一歩

    最近では学習障害ということを一般の人たちも知る機会が多くなったのですが、障害と認知されなかった頃の人は、自分だけが人と違うということで随分苦しい思いをしたのだろうなと思いました。

    パトリシア・ポラッコの自伝ということですが、学習障害という障害を理解し援助してくれたフォルカー先生。この先生との出会いがなければ、トリシャはどうなっていたのかと思うと、心が痛みます。

    また、ポラッコがこの絵本を描いてくれなければ、私たちも学習障害の子どもの苦しみを知ることはできなかったと思うと、この絵本に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
    障害のことを絵本や、書物を通して読む時、知ることが理解することへの第一歩だということを改めて感じています。

    投稿日:2007/09/12

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  • 作者の自伝的お話

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    前々から高い評価は耳にしていましたが、重たいような気がしてなかなか手に取れませんでした。
    でも、この本は、学習障害を扱っていますが、まったく暗さややりきれなさはありません。
    むしろ読み終わって、心に残るのは、他人を認めようとする心、理解しようと歩み寄ることの大切さ、偉大さです。
    フォルカー先生の明るさや毅然とした態度が、力むことなく描かれていて素晴らしいですね。

    人は、自分に自信を持つことができれば、ある程度の困難に立ち向かう強さや勇気が持てるのではないでしょうか。
    そして、自信というものは、他人から認められることで生まれてくるものではないでしょうか。
    そんなことを強く感じた作品でした。
    自分と違うものを排除しようとする人たち、また子どもを導く立場にある大人たちに是非読んで欲しい一冊です。

    投稿日:2007/04/10

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  • 出会いで人生かわるんだね。

     LD児のこどもたち、またその子の先生・親御さんだけでなくて、すべての子どもや大人たちに読んで欲しい作品です。障害をもっているというだけで、偏見をもったり変な色眼鏡でみたりする人が、いなくなれば社会は優しくなれるのではないかと思います。

     教育の場で問題になる、いじめや学習障害など、身近な題材を 作者の自伝的な物語であるからこそ真実味があり、きらりと光るものがある作品だと思います。最初、読んだ時思わず目頭が熱くなりました。温かい家族や、運命的な出会いのおかげでイラストレーターになれた作者。その、すばらしい出会いのおかげでこの作品があるのです。

     5年生になるまで、文字が読めず いじめられっこにからかわれてつらい思いをしたトリシャ。先生が問題を見つけてくれて、トリシャに合った学習をすることで、大好きな本が自分で読めるようになる。本て読んでもらうのもいいのですが、自分で読んでいくうちに夢中になるのが私は好きです。 儀式にあった「ハチミツはあまーい。本もあまーい。よめばよむほどあまくなる」本当に、そのとおりだと思います。

     こんな素敵な先生との出会いが身近にありますように。

    投稿日:2006/12/20

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  • LD(学習障害)児だった作者

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    主人公のトリシャは作者の少女時代の姿です。
    5歳になっておじいちゃんから本を読む儀式をしてもらって、
    トリシャは素敵な読書の楽しみの世界へデビューするはずでした。
    でも、何か違う、読めないのです。
    それはトリシャにも理解できない症状でした。
    5年生になってますますお友達から孤立する中、
    必死に耐えるトリシャは新しい先生に出会います。
    先生は見分けるのも難しいトリシャのLD(学習障害)を見抜き、
    トリシャにあった指導をしてくれました。
    その30年後、作者は子どもの本の作家になっているのです!
    LD理解のみならず、読書の豊かさ、家族や先生の愛情など、
    多くのメッセージを受け取ることができます。
    また、LDでなくても、自分の欠点に悩む人への大きなエールではないでしょうか。

    投稿日:2005/10/16

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  • 感動しました!

    • ほんやんさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子11歳、女の子8歳

    6年生の読み聞かせでこの本を読みました。

    何を読もうか悩んでいた時に、以前読んだ事のあるこの本を思い出しました。

    主人公のトリシャはLDという学習障害で、字を読む事が出来ません。
    クラスのみんなから馬鹿にされます。
    転校をきっかけに「もしかしたら変われるかもしれない」と淡い期待をするのですが、
    もろくも崩れ去ります。

    人は自分より劣ったり、違ったりすると、どうして変な目で見てしまうのでしょう?

    でもトリシャはフォルカー先生に出会い、初めてLDだという事が理解されて、
    変わる事ができました。

    この本を書いた作者が、トリシャ本人だと知って、私は感動で胸がいっぱいになりました。

    この本を読んだ事がきっかけとなって、人との違いを考えられるようになってくれたら、と思いました。
    みんな真剣に聞いていてくれました。

    投稿日:2005/09/29

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  • トリシャ、よかったね!

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳、女の子9歳、女の子5歳

    「チキン・サンデー」を以来、パトリシア・ポラッコに見せられています。重いテーマに真摯に取り組んでいる姿勢は、最近、軽くて楽しい絵本が数多く出版されているなかで、見逃せない作者だと思います。

    この話は、LDの少女が主人公。でも、物語の展開上、LDだけでなく、いじめ、先生のあり方、作者の死生感、読書の楽しさ、字が読めることの喜び、達成感の大切さなど、たくさんの問題提起をしています。親として、大人として、手元に置いておきたい1冊です。

    5歳の次女には難しいかと思いましたが、訴えるのもがあったのでしょう、2度続けて読まされました。そばで、中学生の長男も聞いていました。

    この人の絵本にはもう一つ魅力があります。それは、どの主人公も暖かい家族に囲まれているということです。きっと、作者自身の家族がすばらしかったのでしょうね。

    投稿日:2005/08/12

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