愛知県出身の間瀬なおかたさんなので、私は自分勝手に常滑線を想像してしまっています。きつねは、ごんきつねを思ってしまいます。海山鉄道で、いつものようにきつねが大好きな鉄道を飽きることなく眺めていると男の人が雪の中で倒れているのを発見します。きつねは、「ゆきのはらえき」をつくり、自分は駅長になって電車を停車させて、男の人の命を救いました。運転手さんも車掌さんも乗客の人も優しいので、じい〜んときます。三匹の子狐と一緒にあらわれたきつねに、読んでいてもとても幸せを感じました。凄く素敵な温かいお話に手元に置いて読みたいと思いました。命を救ったきつねに感動した私でした!