黒いバイオリン 暗いイメージ通り・・・
寝たきりの妹を思って兄の愛が感じられました
文章が繊細なタッチで書かれていて情景が美しい サーラと一緒に遊んだ思い出が次々に思い出されます
バイオリンを弾いてという妹
パパがドイツで買ったバイオリン 自分は弾けないと言ったけれども
妹のサーラはどうしても弾いてほしいと言うのです
弾いていると なんと 死に神が出てくるんです
ちょっと いやな予感が・・・(死に神が妹を連れていくのでは?)
でも、死に神も 楽しいメロデーが流れてくると 笑い出すのです
♪<喜び>♪ この曲を聞くと 笑いすぎて 体が壊れてしまう 意外な死に神の反応に おもしろく思えました
そして 今度は ♪<命への愛>♪を弾くと 「こんなきれいな曲は
はじめてだ」 死に神は目をつむりうっとりと聞いていて・・・・
朝日が出てくると 死に神は まどから出て行ってしまうのです
「ありがとう」といって姿を消すのです
そして 病気の妹は元気に起きあがるのです
「おにいちゃん ずっと そばにいてくれたのね」
なんという 不思議な 喜びが わいてくるのです
このような事が現実に起こったら 良いですね!